写真左の人物がソ・オクチャ(徐玉子)中央でマイクを握っているのがイ・ヨンス。2007年、アメリカ。
28日(現地時間)アメリカ東部の名門ハーバード大学で慰安婦証言に出たイ・ヨンスお婆さんは証言で終始涙を隠すことができなかった。
イお婆さんは何も知らない15歳の時、わけも分からないまま日本軍に捕まって慰安婦生活を始めた、としながら自分の惨めだった慰安婦生活を証言した。
泣き声混じりに証言を続けながら、行事場所であるハーバード大学のジョン・F・ケネディ スクール内ベルビル5階のベルホールはおごそかで静かな雰囲気の中にあちこちで切ない溜息の声が何度も聞こえ、目頭を赤くする参席者たちの姿も見えた。
イお婆さんは自分が慰安婦生活をしながら受けた電気拷問の後遺症で未だに苦しんでいる。
歴史の生き証人だと言って生きている証人がいるにも関わらず「日本は最後まで嘘をついて欺いて、またも欺いている」と慨嘆した。
イお婆さんは「日本軍は私を慰安婦と呼んだけれども、私の名前は慰安婦ではなく両親がつけてくれたイ・ヨンス」と言い、日本総理は私の前にひざまずいて公式謝罪し、賠償しなければならないし、そうすることが子孫たちが平和に住めるようになる道だと強調した。
イお婆さんの証言が終わった後、慰安婦問題は単純に韓日間の問題ではなく日本と残りのアジア国家間の問題で、人権と道徳の問題という司会の説明に大部分の参席者たちが共感を示した。
ハーバード大学で化学を専攻していると明らかにしたイングリッド・エコリンドヤンさんは「慰安婦は存在したし日本政府が強制に動員したという証拠が目の前にいるのではないか」とし「日本政府は軍隊慰安婦問題に対して公式に謝罪する義務がある」と指摘した。
始終深刻な表情で、イお婆さんの証言を傾聴したエコリンドヤンさんは報道を通じて慰安婦問題に対して関心を持ったとしながら、アジア女性基金を通じて賠償して謝罪したという日本の主張は偽りで日本政府は歴史歪曲の試みを中断しなければならないと声を高めた。
ジョン・F・ケネディスクールで東アジア地域の政府について研究しているというエイミー・ボンドさんも日本が卑怯にも真実にそっぽを向いていると責めつつ、もう遅い気もするが日本政府は軍隊慰安婦犠牲者たちに公式に謝らなければならないと言った。
ボストン地域で初めて開かれた慰安婦証言行事には、予想より多い100人余りの聴衆が殺到してイお婆さんの証言を傾聴し、聴衆の中では親と一緒に来た同胞青少年たちの姿がたくさん見られた。また中国系アメリカ人とハーバード大学生たちも多数参加した。参席者たちは行事が終わった後、イお婆さんを尋ねて慰労と理解の意味を表示したし即席で米下院慰安婦決議案採択を促す署名運動を行ったりした。
ソース:聯合ニュース(韓国語)<ハーバード大校庭に響いた慰安婦お婆さんの叫び>
http://www.yonhapnews.co.kr/politics/2007/04/29/0503000000AKR20070429011300072.HTML
2ch蚯蚓φ訳 2007.4