2013/05/11

京都市教組、安倍首相が軍の関与を否定



京都市教職員組合によると、安倍首相は(慰安所に)軍の関与はなかったと発言しているらしい。ソース、ソース。

問題の意見書は、「再度調査分析を行い、必要に応じ、謝罪の追加・・・」「真相解明を更に進め・・・世界が同様の過ちを犯さないために・・・」といった具合に、反対し難い内容になっている。この辺が採択させる時のコツで、採択されればこっちのもの。後は運動家たちの誇大宣伝に使われる。「都道府県議会レベルでは初めて」「画期的なできごと」といった風に。

慰安婦問題の解決求める意見書採択=京都府議会=

三月二十六日に京都府議会で、「慰安婦」問題の早期解決を求める意見書が採択されました。慰安婦問題については、安倍首相自身が、いわゆる「河野談話」の見直し、日本軍の関与はなかったと発言するなどしており、歴史を歪曲し、戦争責任を曖昧にする動きが強まっています。

そんな中で、都道府県議会レベルでは初めて、「慰安婦問題の早期解決を求める意見書」が採択されたことは画期的なできごとです。

これらは、市民団体のねばり強い各会派への働きかけと運動が世論を動かし、公明党の提案、民主党・共産党が賛成するかたちで、意見書が採択されました。自民党は意見書に反対するだけにとどまらず、公明党などに意見書を採択しないよう働きかけるなど、反動的な取り組みを行いました。

安倍政権は、教科書検定制度の見直しも画策しており、今後もこの運動を強化することが求められています。


京都市教組 2013.5.10