2013/05/06

韓国メディア "前駐日米国大使が慰安婦強制動員の否定に反対”

シーファーは河野談話見直しに反対としか言っていないが?

シーファー元駐日大使の発言に早速韓国メディアが飛びついてる。

「シーファー前駐日アメリカ大使『慰安婦強制動員の否定、日本の国益傷つける』」・・・いや、シーファーは河野談話の見直しに反対しただけで、強制動員云々には踏み込んでいないだろう。聨合ニュースが勝手に話を補完しているのである。

河野談話は強制連行を認めたものではないと首相を牽制する小川敏夫
この人は、何が言いたい? (2.18)

これは仕方のない面もある。河野談話は強制連行を認めたもの、という事にされてしまっているのだから。・・・にも関わらず、民主党の小川敏夫などは、河野談話には慰安婦の強制連行が事実とは書いてない(から見直す必要はない?)と言って、余計話を混乱させている(2月18日参議院予算委員会)。だったら、韓国に向けて河野談話は慰安婦の強制連行とは無関係と言ってみろという話である(絶対に反発されるから)。日韓関係を混乱させているのは、こうした政治家である。それはともかく・・・。

トーマス・シーファー前駐日米国大使「慰安婦強制動員の否定、日本の国益害する」

トーマス・シーファー前駐日米国大使は、日本政府が日本軍慰安婦動員の強制性を認めた河野談話を修正する場合「米国で日本国益を大きく害するだろう」と警告した。

シーファー前大使は、3日(現地時間)ワシントンで開かれた米日関係シンポジウムで「慰安婦問題はどのようにしても正当化することはできない」としてこのように話したと日本経済新聞が5日報じた。

日経はシーファー前大使が靖国問題に対し一定の理解を示した反面、慰安婦問題に対しては強い語調で警告したと紹介した。

それと共に新聞は「慰安婦問題を人権問題で見る米国と歴史認識問題で位置づけさせた日本の立場の違いは鮮明だ」として河野談話の修正努力が順風に帆をかけたような米日関係に波紋を起こす可能性のある要因だと指摘した。

安倍総理は昨年の9月、自民党総裁選挙戦の中で「日本が河野談話のために不名誉を抱え込むことになった」として談話の修正意思を明らかにし、保守層の支持を受けたが、昨年12月総理になって以降は「専門家に任せなければならない」として一歩後退した。

しかし安倍総理は最近植民支配と侵略を謝罪した村山談話に関連して「侵略の概念は確定していない」として修正の意志を表わし、再び歴史認識を囲んだ波紋を起こした。 聯合ニュース

ハンギョレ 2013.5.6

토머스 시퍼 전 주일 미국대사 “위안부 강제 동원 부정, 일본 국익 해칠 것”
토머스 시퍼 전(前) 주일 미국대사는 일본 정부가 일본군 위안부 동원의 강제성을 인정한 고노(河野)담화를 수정할 경우 “미국에서 일본 국익을 크게 해칠 것”이라고 경고했다.

시퍼 전 대사는 지난 3일(현지시간) 워싱턴에서 열린 미일관계 심포지엄에서 “위안부 문제는 어떻게 해도 정당화될 수 없다”며 이같이 말했다고 니혼게이자이신문(닛케이)이 지난 5일 보도했다.

닛케이는 시퍼 전 대사가 야스쿠니(靖國) 신사 문제에 대해 일정한 이해를 표한 반면 위안부 문제에 대해서는 강한 어조로 경고했다고 소개했다.

그러면서 신문은 “위안부 문제를 인권문제로 보는 미국과 역사인식 문제로 자리매김시킨 일본의 입장 차이는 선명하다”며 고노담화 수정 노력이 순풍에 돛을 단 듯한 미일관계에 파문을 일으킬 수 있는 요인이라고 지적했다.

아베 총리는 지난해 9월 자민당 총재 경선 과정에서 “일본이 고노 담화 때문에 불명예를 떠안게 됐다”며 담화 수정 의사를 밝혀 보수층의 지지를 받았지만 지난해 12월 총리가 된 이후에는 “전문가들에게 맡겨야 한다”며 한발 물러섰다.

그러나 아베 총리는 최근 식민지배와 침략을 사죄한 무라야마(村山)담화와 관련해 “침략의 개념은 확정돼 있지 않다”며 수정 의지를 드러내면서 다시 한번 역사인식을 둘러싼 파문을 일으켰다. 연합뉴스