2013/05/03

韓国議連、対日攻勢強化・国際社会の取り込み促す

イ・ジュヨン日帝強占期人権被害問題対策フォーラム代表(セヌリ党) 2012

パク政権は今のところ自制しているが、韓国では、政府や立法府が反日世論に迎合して慰安婦騒動を煽って来た。彼らの狙いが国際社会の取り込みである事が分かる。今後も、海外へ向けたプロパガンダは強化されていくだろう。

日本の急激な右傾化、少なくとも第一次安倍政権の頃から言っていたような気がする。民主党の野田政権も右傾化と非難されていた。

<国会、日右傾化に多角的対策摸索>

「慰安婦解決機構」「戦争被害国ネットワーク」など提案

国会が安倍晋三総理の侵略戦争の否定をはじめとする日本の急激な右傾化の動きに対処するために多角的な対策の準備に乗り出した。

特にこれまで日本の周期的な歴史挑発に対し政府は「静かな外交」で,国会は特別な実行力がない糾弾決議案採択のレベルに留まった消極的形態から抜け出さなければならないという主張が勢いを増している。

与野党の議員で構成された「日帝強占期人権被害問題対策フォーラム」は30日、国会で記者会見を行い、国会と政府、市民団体の要人が共同で参加する「慰安婦問題解決対策機構」の設置を提案した。

フォーラムの代表であるセヌリ党のイ・ジュヨン議員は「安倍総理の暴言と内閣の靖国神社参拝など日本がモール(?)歴史的認識を克明に見せている」とし、「国会が昨日糾弾決議案を通過させたのと一緒に政府も積極的対応に出なければならない」と促した。

民主統合党のユン・フドク議員は「日帝強占期に強行された人権侵害、反倫理的蛮行戦争犯罪は一つ一つ明らかにして歴史に記録しなければならない」と、「今こそ政府が正しい歴史意識を国民の前に堂々と宣言しなければならない時」と主張した。

セヌリ党「東アジア平和と繁栄のための歴史を正す特別委」(仮称)もこの日国会で初めて会議を開いて日本の蛮行を糾弾して対策を提示した。

ナム・ギョンピル委員長は「日本が痛切に反省することができるよう、過去とは異なった戦略と方法が必要だ」としして「国際協力を通じて人類普遍的価値を冷遇する日本の行為を批判しなければならない」と話した。

ヨ・サンギュ議員は「中国、台湾、フィリピンなど日本の侵略を受けた国に米国、ロシアまで含め戦争被害国家ネットワークを構成して共に活動すれば効果的である」としながら「抗議訪問はもちろん経済的共同対応も検討しなければならない」と明かした。

パク・ミンシク議員は「こういう事があるたびに怒って何度も糾弾したが、実質的には緩慢な態度がなかったか自ら痛烈な反省もなされなければならない」と指摘した。

※1 聨合ニュース 2013.4.30

ここで言っている韓国の国会による(対日)糾弾決議とは・・・

韓国国会が靖国参拝非難決議

韓国国会は29日の本会議で、日本の閣僚らの靖国神社参拝や、歴史認識をめぐる安倍晋三首相の発言を非難する決議を、出席議員239人のうち、棄権1人を除く圧倒的な賛成多数で採択した。

決議は「(安倍政権の)非理性的な妄動や妄言は、未来志向の韓日関係構築や北東アジアの平和定着に深刻な悪影響を及ぼす外交的な挑発行為だ」と糾弾。靖国参拝や過去の侵略を否定する発言をやめ、多くの人に苦痛を与えた過去を反省し、謝罪を表明するよう求めている。

また韓国政府に対し「日本の軍国主義回帰の動きについて、あらゆる外交的手段を動員して強力な措置を取ることを求める」と強調。アジア諸国をはじめ国際社会にも、問題の深刻さを認識して共同で対処するよう呼び掛けた。(共同)

産経 2013.4.29

追記:

韓国国会に「歴史認識を正す特別委員会」設置へ

韓国国会はこのほど「東アジアの歴史認識を正す特別委員会」を設置し、日本の安倍晋三首相による侵略戦争を否定する発言や、平和憲法の改正に向けた動きに本格的に対応していく意向を示した。

与党セヌリ党の南景弼(ナム・ギョンピル)議員は5日「今月中に国会内に非常設の『東アジアの歴史認識を正す特別委員会』を設置することで、最近与野党が合意した」と語った。同委員会は米国や中国、欧州連合(EU)、東南アジア諸国連合(ASEAN)の議会と連携し、日本に対し圧力をかけるという趣旨で設けられる。



※1
<국회, 日우경화에 다각적 대책 모색>

'위안부 해결기구', '전쟁피해국 네트워크' 등 제안

(서울=연합뉴스) 안용수 차병섭 기자 = 국회가 아베 신조(安倍晋三) 총리의 침략전쟁 부정을 비롯한 일본의 급격한 우경화 움직임에 대처하기 위해 다각적 대책 마련에 나섰다.

특히 그동안 일본의 주기적인 역사 도발에 대해 정부는 '조용한 외교'로, 국회는 별다른 실행력이 없는 규탄 결의안 채택 수준에 머물렀던 소극적 행태에서 벗어나야 한다는 주장이 힘을 얻고 있다.

여야 의원으로 구성된 '일제강점기 인권피해문제 대책 포럼'은 30일 국회에서 기자회견을 열어 국회, 정부, 시민단체 인사가 공동으로 참여하는 '위안부문제 해결 대책 기구' 설치를 제안했다.


포럼 대표인 새누리당 이주영 의원은 "아베 총리의 폭언과 내각의 야스쿠니 신사참배 등 일본이 몰역사적 인식을 극명하게 보여주고 있다"면서 "국회가 어제 규탄 결의안을 통과시킨 것과 더불어 정부도 적극적 대응에 나서야 한다"고 촉구했다.

민주통합당 윤후덕 의원은 "일제강점기에 자행된 인권침해, 반인륜적 만행, 전쟁범죄는 낱낱이 밝히고 역사에 기록해야 한다"면서 "지금이야말로 정부가 올바른 역사의식을 국민 앞에 당당히 선포해야 할 때"라고 주장했다.

새누리당 '동아시아 평화와 번영을 위한 역사바로세우기 특위'(가칭)도 이날 국회에서 첫 회의를 열어 일본의 만행을 규탄하고 대책을 제시했다.

남경필 위원장은 "일본이 정말 아파하고 반성할 수 있게 과거와는 다른 전략과 방법이 필요하다"면서 "국제공조를 통해 인류보편적 가치를 외면하는 일본 행위를 비판해야 한다"고 말했다.

여상규 의원은 "중국, 대만, 필리핀 등 일본의 침략을 받은 나라에 미국, 러시아까지 포함해 전쟁피해국가 네트워크를 구성해 함께 활동하면 효과적일 것"이라면서 "항의방문은 물론 경제적 공동 대응도 검토해야 한다"고 밝혔다.

박민식 의원은 "이런 일이 있을 때마다 분노하고 규탄은 많이 했지만 실질적으로는 게으르고 느긋한 태도가 없었는지 스스로 통렬한 반성도 이뤄져야 한다"고 지적했다.