2015/03/10

独首相、慰安婦問題「解決したほうがいい」 朝日「言葉が重い」


「日韓関係は非常に重要なので、きちんと解決したほうがいいのではないか」・・・メンケルは当たり前の事を言ったに過ぎない。問題があれば、解決出来るなら解決した方がいいに決まっている。訊かれれば答えざるをえないし・・・。ドイツにも慰安婦や慰安所があったが、「慰安婦問題」はないので慰安婦問題を解決する必要はない。そこが慰安婦問題と四半世紀近く向き合ってきた日本と、ドイツの違い。朝日新聞によれば、岡田代表から話を振ったらしい。(追記: 後に岡田は「『日本政府に』とは言っていない。誰がとは言っていないが、解決した方が良いという話だった」と釈明した)

独首相 慰安婦問題「解決したほうがいい」

民主党の岡田代表はドイツのメルケル首相と会談し、メルケル首相は、いわゆる従軍慰安婦の問題について、「日本と韓国の関係は非常に重要なので、きちんと解決したほうがいいのではないか」と述べ、問題の解決に向けた努力が必要だという認識を示しました。

会談の中で民主党の岡田代表は、「ことしは戦後70年の年だが、残念ながら日本は、中国や韓国との和解が必ずしも成し遂げられたとは言えない。その根本は、やはり過去の総括ができていないということに行き着くのではないか」と述べました。

これに対しメルケル首相は、「過去について完全に決着をつけるのは不可能だ。時代が変われば新しい見方が出て来るので、常に過去とは向き合っていかなければならない」と述べました。

そのうえでメルケル首相は、いわゆる従軍慰安婦の問題について、「現在の東アジアの状況を考えると、日韓関係は非常に重要なので、きちんと解決したほうがいいのではないか。日本と韓国は基本的な価値を共有しているので、和解を進めるべきだ」と述べ、問題の解決に向けた努力が必要だという認識を示しました。

NHK 2015.3.10[2]
こういう風に勝手に引用されるのは分かっていた。水を向ける日本のマスコミや政治家に問題がある。

韓国紙が独首相発言を大きく報道 「日本に牽制球」「安倍首相に歴史の反省促す」

ドイツのメルケル首相が9日の東京都内での講演で、周辺国との対立克服には歴史と向き合うことが重要との考えを示したことについて、10日付の韓国各紙は「日本に牽制(けんせい)球」(朝鮮日報)、「安倍(晋三)首相に歴史の反省促す」(中央日報)などと大々的に報じた。

東亜日報は「ドイツは過去ときちんと向き合った」などのメルケル氏の発言を詳しく掲載し、ドイツ人記者の話として「首相が訪問国で歴史問題についてこれほど強い発言をするのは異例」と伝えた。

朝鮮日報は、戦後ドイツが国際社会に受け入れられたのは、隣国の寛容な対応があったからだとメルケル氏が述べたことにも言及。同紙社説は、ドイツの指導者が示す反省の言葉などと対比して安倍氏の靖国神社参拝を強く非難する一方で、「メルケル氏が言及した『寛容』を、韓国が示さなければならない日が来る」とも指摘した。(共同)

産経 2015.3.10

そして例によって朝日新聞。こういう事を言う。

負の歴史と正面から向き合ってきた自信からだろう。メルケル首相の言葉が重い。「過去の総括が和解の前提」と。

素粒子 2015.3.10