2014/01/30

[在庫] 外相初めてナヌムの家を訪問

韓国外相 慰安婦施設を初訪問

韓国のユン・ビョンセ外相が、いわゆる従軍慰安婦だった女性たちが暮らしている施設を外相として初めて訪問し、日本政府を厳しく非難するとともに、今後、この問題を巡って国際社会に韓国の立場をさらに主張する考えを示しました。

ユン外相は29日、いわゆる従軍慰安婦だった女性たち数人が共同で暮らしているソウル郊外の施設を訪問し、「日本の指導者らが軍国主義時代の間違った行いを否定する言動を繰り返し、歴史の真実をごまかそうとしている」と述べて、日本を厳しく非難しました。

そして、「日本の時代錯誤の言動は国際社会が非難している」と述べるとともに、「今後、より一層努力する」として、この問題を巡って国際社会に韓国の立場をさらに主張する考えを示しました。

いわゆる従軍慰安婦の問題で、韓国はパク・クネ大統領が先週、アメリカの有力議員に日本の責任を強く訴えて協力を求めたほか、政府高官がヨーロッパや国連の場でも日本を批判する発言をしています。

さらに、韓国政府は28日、日本の文部科学省が「学習指導要領の解説書」を改訂して、島根県の竹島を「わが国固有の領土」と明記したことに強く反発し、何らかの対抗措置を検討すると明らかにしており、初めて外相がこの施設を訪問したのは日本をけん制するねらいもあるとみられます

NHK 2014.1.29

韓国外相、異例の慰安婦宅訪問 国際社会でも攻勢強める

 韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外相が29日、元日本軍慰安婦が共同で暮らす複数の民間施設を訪ね、慰労した。外相が慰安婦宅を訪れるのは異例だ。韓国政府は欧州議会や国連でも慰安婦問題をめぐる「日本の責任ある措置」を訴え、安倍政権の対応を迫る攻勢を強めている。

 この日、ソウル市内の施設を訪れた尹外相は「日本の指導層の歴史を歪曲(わいきょく)した妄言には断固対応する。(元慰安婦の)名誉が一日も早く回復されるように努力する」と述べた。日本大使館前での集会に参加している元慰安婦の金福童さん(87)は「日本の暴言がますますひどくなっている。私が死ぬ前に間違いを認めさせて欲しい」と訴えた。

 朴槿恵(パククネ)政権は対日関係で「慰安婦問題の解決」を課題に掲げ、最近、国内外でのアピールに力を入れる。朴大統領が信頼する趙允旋(チョユンソン)・女性家族相は28日、ブリュッセルの欧州議会で開かれた「日本軍慰安婦被害者特別セッション」で講演し、「世界の性暴力をなくすためにも慰安婦問題に力を向けて欲しい」と訴えた。外交省によれば、ニューヨークの国連安保理の29日の公開討議では、国連大使が「日本軍慰安婦問題は人類の良心に関わる問題」と指摘し、国際社会が被害者の求めに応えるよう訴える方針だ。韓国政府は関連資料の調査や収集にも力を入れ、「国際人権問題」と位置づけて攻勢を強める構えだ。(ソウル=中野晃)

朝日 2014.1.29

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