東大阪市がグレンデール市に対し行動を起こしたのは個人的には意外であったが、あれは市長の個人的な政治信条が影響したものだったとしても、古森記者も警告していたミルピタス市の動きに対してつくば市が真剣な姿勢を見せたのは、この問題が社会的に認知されるようになって来たからなのだろうか?
姉妹都市交流
ミルピタス市との友好関係について
2013年8月6日に,姉妹都市であるミルピタス市の同市議会において,従軍慰安婦問題に関する調査を中央政府に対して依頼する決議が採択されました。これを受け,ミルピタス市長であるホセ・エステベス氏の本件に関する見解を改めて確認したところ,8月26日付けで下記のような回答を得ました。
・ミルピタス市議会で通過した決議は,単にアメリカ合衆国政府に事実関係に関して調査を依頼するというものでしかない。
・現時点で,ミルピタス市はいかなる立場もとっておらず,今後そのような動きをとることも予定していない。
・ミルピタス市が,従軍慰安婦の像を建てるということを検討しているという噂があることは聞いているが,このような事実は全くなく,検討したこともない。
以上のような市長の回答から,現時点では,つくば市との姉妹都市関係を脅かすものではないと考えており,両市の良好な関係継続のため,本件について,今後も冷静な対応をお願いする旨の親書を,8月29日付けでエステベス市長宛てに送付しました。
今後,当事者だけでなく,広く情報を収集し,事実を見極めながら適切な行動をとって参りたいと考えます。
つくば市 2013.9.3