公共性があると判断したので、他所のブログからだが丸々引用させて頂いた。「戦争と女性の人権博物館」とは、俗に言うと・・・というより分かりやすく言うとソウルに建設予定の「日本軍慰安婦博物館」のこと。このブログでも何度も取り上げてきた。日本でもその建設を応援しようと支援運動が行われている。我孫子では、市議会に「意見書」を採択させることにも成功している。
キーポイントと思われる部分を幾つか上げてみる。
1) 彼女たちは、ナチスの「ホロコースト」を引き合いに出したがる。慰安婦の生存者がいなくなる事を「(日本政府にとっての?)最終解決」と言っている部分、これもナチスによる「ユダヤ人問題の最終解決」Die Endlösung der Judenfrageとダブらせているのだろう。やる事がとことん露骨なのである。
2) ベトナム戦争での韓国軍の性の問題には一応触れるが、韓国軍の慰安所については知らんぷり。これは博物館の建設母体である挺対協の方針を踏襲しているのだろう。
3) 在日=強制連行被害者(の末裔)とは露骨には言わなくなったが、「多くの」という言葉で曖昧にしている様子。
4) 「動員は女性にもおよび、戦地で働かされた人もいた」という文章の意味するところはよく分からないが、これも既に否定された慰安婦強制連行(徴用)説を曖昧な言葉で誤魔化しているのかもしれない。
我孫子市民活動フェアー『戦争と女性の人権国際展』パネル展示(6月18日19日)
2011-06-16 19:24:01 | 集会情報
増田都子さんから
我孫子市では、市民活動団体、我孫子市市民活動サポート委員会、我孫子市社会福祉協議会、我孫子市、我孫子市教育委員会などが実行委員会を作り、地域で行われているさまざまな団体等の活動を紹介するイベントがあります。(正確な名前は『市民活動フェアinあびこ 2011』 詳細はhttp://www.geocities.jp/abikosmkdf/ )
10回目となる今回は、70を超える団体等が参加していますが、私の属する「あびこ平和ネット」では、「戦争と女性の人権博物館(WHR)」日本建設委員会から、件名パネルをお借りしまして展示します。あびこ平和ネットでは去年3月に請願を出し、「日本軍慰安婦問題に対する意見書」が市議会で採択されました。
1. 日本軍「慰安婦」被害者出席のもと、国会で公聴会を開くこと。
2.日本軍「慰安婦」被害者に対して、公式に謝罪し、補償すること。
3.日本軍「慰安婦」問題を歴史教科書に記述すること。
以上の3点を明記した意見書が、内閣総理大臣・外務大臣宛てに我孫子市議会から送付されたわけですが、情けないことに、どの一つも実現していません。教科書では、東京書籍のものに、ほんのりと(笑)…笑ってはいられないのですけど…示唆する以下の文章がありますが…
「多数の朝鮮人や中国人が、意思に反して日本に連れてこられ、炭坑や工場などで劣悪な条件のもと過酷な労働を強いられました。こうした動員は女性にもおよび、戦地で働かされた人もいました。」
韓国では名乗り出られた被害者234人のうち、現在の生存者は、たった73人となり(2011年5月28日現在)、そのうちでも入院中という女性も少なくない(確かな数字は出ていませんでしたが)状況です…「最終的解決」=「生存者がゼロになる」事態が出現すれば「日本史に永遠の汚点を残す日本国の不名誉」になるのではないでしょうか?
「戦争と女性の人権博物館(WHR)」では、一人でも多くのハルモニがお元気のうちに、ということで 今年中の博物館建設を目指しています。もう、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、御都合のつく方はどうぞ、我孫子までおいでください。また、我孫子近辺に知人・友人がいらっしゃいましたら、どうぞ、お誘いください!
○日時:6月18日(土)、19日(日)10時~16時
○会場:我孫子市生涯学習センター(アビスタ)
千葉県我孫子市若松26-4 04-xxxx-xxxx
○内容
「戦争と女性の人権国際展」紹介パネル(1枚)
ドイツ:ホロコーストと女性への暴力(4枚) コンゴ:コンゴ内戦下での女性への暴力(4枚) ベトナム:ベトナム戦争と韓国(3枚)
日本軍「慰安婦}パネル(11枚)
薔薇、または陽だまりの猫(ブログ)