韓国最大の仏教集団である曹渓宗がマイク・ホンダと慰安婦問題について話し合ったというニュース。
宗教界と慰安婦騒動の関わりでは、日本ではキリスト教系が熱心であった。カトリック教会の白柳枢機卿がアジア女性基金に反対するなどしていた事はよく知られている。枢機卿ほどの大物でなくとも、韓国のキリスト教会が情に訴えて日本の姉妹(キリスト教徒)たちの協力を取り付けるケースも珍しくない。そうやって利用された一人が土肥隆一(衆議院議員・民主)であった。
韓国では国民的関心事であるだけに、キリスト教系のみならず仏教系も慰安婦問題に首を突っ込んでいる。このニュースでも触れられているように、ホンダは代表的な良心的日本(系)人として韓国では人気が高く、様々な団体から招かれて何度も訪韓している。「青少年に正しい歴史認識を植え付けた」他の功績により、名誉博士号を授与されてもいる。
相変わらずのマイク・ホンダはともかく、韓国の仏教界もキリスト教系と同様の戦術で日本に影響力を浸透させようと図っている。日本の曹洞宗が韓国の寺に植民地支配謝罪碑を建てたり、驪州の神勒寺で、120名の日本人僧侶が立ち会う前で懺悔の碑が建てられたり。人のいい日本人を丸め込んでこういった記念碑を建てさせてしまうというやり口は、韓国ウォッチャーである”ご隠居さん”のブログに色々と実例が紹介されている。
文鮮明の三男もホンダに接触(2012.8)
左はエニ・ファレオマバエガ下院議員
宗教といえば、もう一つ。以前コメント欄で風さんから教えて頂いた。文鮮明(統一教会)の三男Hyun Jin Moonもマイク・ホンダを賞賛した一人。ただ、これをマイク・ホンダと統一教会の繋がりと短絡的に結論づけるべきではないかもしれない。とはいうものの、韓国では宗教界も猫も杓子も慰安婦、慰安婦である。
ソース追加:仏教新聞2880号(2013.1.16)
米下院マイク・ホンダ議員自乗僧侶予防
8日日本慰安婦問題解決議論
米国下院マイク・ホンダ議員が8日午前10時、曹渓宗総務院長自乗僧侶を予防(?)し、日本軍慰安婦問題解決策について意見を交わした。
自乗僧侶は「寒い中、時間を割いて終端(?)までお越し下さったことを感謝します」として「私たちよりも、熱心に慰安婦問題の解決のために努力されていることに感動を覚えます」と謝意を表した。
ホンダ議員は「終端訪問を許諾して下さって感謝申します。 クリントン国務長官の場合も慰安婦という表現より、性奴隷と正確な表現を使わなければならないと話すなど関心が高い。 日本の安部政権もそのような認識と実践が必要だがまだそうでないようだ」として「韓国のお坊さんの様々な意見を伺いたく、このように訪問することになった」と語った。
日本が慰安婦問題に対して責任ある謝罪を出来ない理由を提起したホンダ議員は「まず、日本国民の戦争および慰安婦問題に対する認識がない点 二番目には、安倍総理をはじめとする日本指導者の家が戦犯問題から自由でない問題、三番目には、日本の天皇の名誉と威信の問題」と語った。
問題解決方案では「まず、日本国民が慰安婦問題など歴史的な事実を正確に認識するのとこれを通じて、日本の市民社会連帯を通じて政界に圧力を加えていくようにすること。続いて、国際社会レベルで圧力と説得を通じ、日本が民主国家として役割を果たすようにするように作ることが必要だ」とした。
自乗僧侶は「韓日仏教界は毎年定期的な交流を通じて宗教歴史的な共感を形成しつつある。 韓日仏教界共同で2009年驪州の神勒寺に日本の韓半島植民支配を懺悔して戦争犠牲者を慰める祈願碑を建設したことがある。 昨年9月には日本の曹洞宗が全北、東国社に懺謝文碑をたてたことがある」として「韓日仏教交流を通じて歴史教育プログラムなど運営に対して協議していくようにする」とした。
マイク・ホンダ議員は民主党所属の議員として2007年米国議会で日本軍慰安婦問題に関する認定、謝罪および歴史的責任と真相究明を要求する決議案採択を主導した。 日系3世として2007年から韓国を訪問して、毎年光州のナムヌの家を訪問するほど慰安婦問題解決のために努力してきている。 この日ホンダ議員予防には米大使館からブライアン・プルハウス書記官が同行した。
Bulkyonews 2013.1.8
日本語とハングルで刻まれた「懺謝文碑」(2012.9)
韓国の仏教界は、仏教交流を通じた「歴史教育」プログラムを計画
美 하원 마이크 혼다의원 자승스님 예방
8일 일본 위안부 문제 해결 논의
미국 하원 마이크 혼다의원이 8일 오전 10시 조계종총무원장 자승스님을 예방하고 일본군 위안부 문제해결 방안에 대해 의견을 나눴다.
자승스님은 “추운 날씨에 시간을 내 종단까지 방문한 것에 감사 드린다”며 “우리보다 더 열정적으로 위안부 문제 해결을 위해 노력하는 것에 감동을 느낀다”고 감사를 표했다.
혼다 의원은 “종단 방문을 허락해 주셔서 감사드린다. 클린턴 국무장관의 경우도 위안부라는 표현보다는 성노예라고 정확한 표현을 써야한다고 말하는 등 관심이 많다. 일본 아베 정부도 그런 인식과 실천이 필요한데 아직 그렇지 못한 것 같다”며 “한국 스님들의 여러 고견을 듣고 싶어서 이렇게 오게 됐다”고 했다.
일본이 위안부 문제에 대해 책임 있는 사과를 못하는 이유를 제기한 혼다의원은 “첫째, 일본 국민들의 전쟁 및 위안부 문제에 대한 인식 부재 둘째, 아베 총리를 비롯한 일본 지도자들의 집안이 전범문제로부터 자유롭지 못한 문제 셋째, 일본 천황의 명예와 위신문제”라고 했다.
문제해결 방안으로는 “첫째, 일본 국민이 위안부 문제 등 역사적인 사실을 정확히 인식하는 것과 이를 통해 일본 시민사회 연대를 통해 정치권에 압력을 행사해 나가도록 하는 것 둘째, 국제사회 차원에서 압력과 설득을 통해 일본이 민주국가로서 역할을 하도록 하게끔 만드는 것이 필요하다”고 했다.
자승스님은 “한일불교계는 매년 정기적인 교류를 통해 종교역사적인 공감대를 형성해 나가고 있다. 한일불교계 공동으로 2009년 여주 신륵사에 일본의 한반도 식민지배를 참회하고 전쟁희생자를 위로하는 기원비를 건립한 바 있다. 지난해 9월에는 일본 조동종이 전북 군산 동국사에 참사문 비를 세운 바 있다”며 “한일불교 교류를 통해 역사교육 프로그램 등 운영에 대해 협의해 나가도록 하겠다”고 했다.
마이크 혼다의원은 민주당 소속 의원으로서 2007년 미국 의회에서 일본군 위안부 문제에 대한 인정, 사죄 및 역사적 책임과 진상규명을 요구하는 결의안 채택을 주도한 바 있다. 일본계 3세로서 2007년부터 한국을 방문해 광주 나눔의 집 방문을 매년 할 정도로 위안부 문제해결을 위해 노력해 오고 있다. 이날 혼다의원 예방에는 미대사관 브라이언 브루하우스 서기관이 동행했다.