2014/05/15
慰安婦像計画、豪州政府から突き放される
オーストラリアのストラスフィールド市に中韓の反日(?)団体が慰安婦像を設置しようとしたが、これに現地の日本人が反発。市は、判断を(連邦)政府に投げてしまった。そして、このニュース。オーストラリアの外務省(政府)は市が像を設置することを、unlikely to help(支援することはなさそうだ)、とある。この記事は、シドニーのフリーペーパー、ストラスフィールド・シーンのもの(5月号)。なでしこアクションが伝えている。
この慰安婦像は、通称「三姉妹像(The three sisters)と呼ばれ、記事にもあるように日本の「戦争犯罪(war crimes)」を象徴する像と見なされているようである。推進している団体が、United Australian, Korean and Chinese Alliance against Japanese War Crimesと名乗ったのは失敗だったかもしれない。しかも、副市長であるサン・オク(Sang Ok)はこの団体のトップである。今さら人権の為と言い訳したとしても通じない。他国(日本)糾弾目的であることは明白である。オクは、自分は韓国人ではなく韓国系オーストラリア人だと強調し、そう見られる事を警戒している様子。彼はアメリカのグレンデール市で慰安婦像を巡り訴訟沙汰になっている事を気にしており、ストラスフィールドではあんな事にはならないと弁明している。訴訟自体は日本側に有利に展開しているわけではないが、オーストラリア連邦政府が市側を突き放したのは、慰安婦問題が国際紛争化していることを承知しているからだろう。
三姉妹像はオーストラリア人韓国人中国人の少女の姿を象った物だと記憶しているが、数万と言われる慰安婦にオーストラリア人は一人だけ(しかも、当時はオランダ国籍)、最多数の日本人慰安婦の存在は無視されるという、無自覚であってもレイシズム丸出し。