2012/07/12

性奴隷と呼びたい朝鮮日報


国際社会に向けて日本軍の性奴隷制度と宣伝している挺対協だが、実は彼女ら自身はハルモニの前では性奴隷という言葉を使わない(英語ではsex slaveを使用)。

なぜかと言うと、当の慰安婦たちがそのように呼ばれたくないからである。「拒否感を抱く可能性を考慮」したというより、ハッキリと嫌だと言った慰安婦がいたのだろう。しかし、日本の残虐行為を強調する為には、性奴隷という言葉を諦めきれない。そう考えるのが韓国メディアや運動家たちの本音だろう。挺対協が「非常にうれしい」とコメントしたというのもありそうな話である。

そう呼ぶならそれで構わないのだが、ダブルスタンダードはなしだ。韓国軍についても性奴隷制度を公式表記とせねばならない。

なお、日本軍性奴隷という言葉を国連に売り込んだのは、実は日本人である。「著者は、1992年2月17日国連人権委員会に対して、日本軍性奴隷を"sex slaves"として報告し、国連への問題提起を始めた」と誇らしげに語っていた日弁連の戸塚悦郎がその人である。

朝鮮日報のヘイト感情丸出しの記事。

【社説】日本が連行したのは慰安婦ではなく「性的奴隷」

米国メディアは9日、クリントン国務長官が先ごろ、米国のあらゆる文書で日本語の「慰安婦」をそのまま英訳した「comfort women」という単語を使ってはならず、代わりに「強制的な性的奴隷(enforced sex slaves)」という表現を使うよう指示した、と報じた。これに対し、日本の玄葉光一郎外相は10日の国会答弁で「性的奴隷」という表現は誤っていると主張した。

国連人権委員会は1996年、女性への暴力撤廃に関する決議で、かつて日本により強制動員され、日本軍に性的な奉仕を強いられた女性を「性的奴隷」と規定した。国際労働機関(ILO)も同年の報告書で「日本軍の性的奴隷は強制労働を禁じたILO第29号条約に違反する」と指摘した。また、米下院は2007年、全会一致で採択した決議で「日本政府は若い女性たちを性的奴隷とした事実を正式に謝罪し、歴史的な責任を取るべきだ」と促した。

日本が第2次世界大戦中、韓国や中国、東南アジアの女性とインドネシアに暮らしていたオランダの女性たちを軍の慰安所に連行し、性的に搾取した行為について、国際社会は、倫理と人権に反する戦争犯罪であり「性的奴隷」という表現を使うのが当然だと判断していることになる。反倫理的な犯罪は、戦後も赦免の対象とはならない。それにもかかわらず、日本は米国に建立された「慰安婦の碑」の撤去運動を自国の外交官に指示し、分別のない一部の日本人は、日本のこうした不道徳行為を後世に伝えるための象徴物を平気で傷つけようとしている。

韓国では「性的奴隷」という表現に当事者たちが拒否感を抱く可能性を考慮し、公式文書や法律上で「慰安婦被害者」と表現してきた。だが、慰安婦問題の解決を目指す韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会は11日「(クリントン長官が性的奴隷という表現を使うよう指示したことは)私たちの気持ちをくんでくれたもので、非常にうれしい」とのコメントを発表した。日本が慰安婦という表現で反倫理的な犯罪の真相を隠せると考えているのなら、大きな間違いだ。韓国も、公式文書での表記を、日本の罪状を直接的に伝える表現に変えるべきだ。