2012/09/16

石原伸晃 「河野談話には知恵があった」


自分はこの発言を新報道2001で見たと思ったが、あれは録画だったのだろうか?なんにしろ、やはりこの人はお調子者だなぁと思った。阿比留記者も相当お怒りのようで。

河野談話の撤回は政治的コストが非常に高い。これを日本政府が「強制連行」を認めたものとする韓国側は絶対に撤回を許さないだろうし、日本国内にも様々な理屈をつけて反対する勢力がまだまだ多い。次期リーダーとなれば、軽々にコメントし辛いところだろう。

・・・であるにしても、石原伸晃のこの発言は慎重なコメントではなく、完全にこの問題から逃げていると感じる。河野談話が妥協の産物であることは事実だし、当時としては知恵を絞った結果だったのだろう。しかし、今「よくできていた」はないだろう。

 「河野談話はある意味ですごくよくできていた。当時の韓国大統領のコメントをみても非常によくできていた。ただし、国が狭義の意味で(強制連行を)行ったということの証拠は見つからなかったが、あの談話を読む限りでは、広義においてはそういうこともあったんではないかとうかがえる文面になっている。そこに知恵があった