ニュージャージー州の小さな市に慰安婦の碑を建てることに成功した韓国人たちは、その上位自治体であるバーゲン郡にも碑の建立を約束させることに成功。
郡の要人を韓国に招き慰安婦と対面させるなどの現地の韓国系アメリカ人と韓国側の連携プレーがまた一つ成果を上げたらしい。
阻止しなければこれが事実(史実)になってしまう!・・・と言う人もいるが、それは違うと思う。こうした動きに日本政府やメディアは無関心過ぎると思い、数年前からこの問題を追って来たが、過剰反応は逆効果だし、必要以上に神経質になる必要はない。確かに、あちこちにこのような碑が立つのは気持ちのいい話ではないが、長い目で見ればこれはヘイトを煽った負の歴史遺産として残る可能性もあるのである。
もともとパリセイズパークの碑も、ここの4つの碑に触発されたもの
これはアイルランドの「ジャガイモ飢饉」の碑
だからむしろ、碑文は当たり障りのない事が書かれているより過激であってくれた方が、これを立てた人々に対する後世の批判は大きくなるはずである。抗議したところで、「20万人という数字がお気に召さないなら、『多数』に書き換えますよ」とかわされるのがオチである。ならば逆に(碑に関しては)成り行きを見守るのも手だろう。
確証はないが、建立予定地はグーグルマップでも見えるようだ
先行する4つの碑らしき物が・・・
碑を見て慰安婦問題に興味を持った人は自分で調べるだろうし、その時、正しい情報を日本側がどれだけ提供できているかである。
このニュースのキーポイントを上げるとすれば、
1) 朝鮮人慰安婦の碑となるらしい点。韓国では慰安婦問題を民族的悲劇として国際的に売り出している(実際には日本人慰安婦の方が多かったろうと思われる)。
2) 「日本軍慰安婦問題をナチスのユダヤ人虐殺などと同じ水準の歴史的人権蹂躪事件と規定したわけだ」・・・これは、韓国側の願望。彼らは、盛んに「日本軍慰安婦=ホロコースト」キャンペーンを展開している。
「同じ悲劇が繰り返されない為に」・・・行政長の言っていることは、運動家たちからの受け売り。ここでも、直接「慰安婦お婆さん」に会わせたことが大きな効果を産んだようだ(「なぜ運動家は慰安婦を引張り出すのか?」)。
ナヌムの家で元慰安婦と抱擁するドナバン郡長
「被害ハルモニ」との面会は絶大な効果を産む
米国地方政府、慰安婦追悼碑初めての直接建設
ニュージャージー州、バーゲン郡、歴史的人権蹂躪事件規定
米国のある地方政府が史上初めて日帝強制占領期間日本軍慰安婦の犠牲を追慕する碑を直接建設すると出た。
ニュージャージー州、バーゲン郡のキャサリン・ドナーバン行政長は13日午前発見サックにある郡裁判所の前で記者会見を行って「地域社会が力を合わせてこちらに韓国人慰安婦記念碑をたてることになったことを知らせる」と公式宣言した。 費用は郡の予算で負担し、今年中に建設を完了する予定だと郡側は明かした。 郡は州真下の行政単位で、バーゲン郡は90万人が居住するニュージャージー州最大の郡だ。
米国で地方政府が単独主体になって韓国人慰安婦のための記念碑をたてるのはバーゲンカウンティーが初めてだ。 現在の米国には2ヶ所に慰安婦追悼碑があるが、ニュージャージー州パリセイズパークの追悼碑は現地韓国人団体が作ったことで、ニューヨーク州ウェストベリーの碑は韓米公共政策委員会と光州広域市、ナッソー郡が共同で立てた。
特に今回追悼碑が入る郡裁判所の前「名誉の輪(Ring of honor)」は世界史の大規模な人権問題を碑石で賛える象徴的な場所という点でより一層意味が大きいという評価だ。 こちらには・米国の奴隷制度に犠牲になった黒人・ナチに虐殺されたユダヤ人・トルコに虐殺されたアルメニアである・英国の収奪で苦痛を受けたアイルランド人などを賛える4個の追悼碑が立てられて原形輪形を成し遂げている。 慰安婦追悼碑はここに五番目の追悼碑追加される。 日本軍慰安婦問題をナチスのユダヤ人虐殺などと同じ水準の歴史的人権蹂躪事件と規定したわけだ。
ドナバン行政長は去る8月からジョン・ミッチェル バーゲン郡議会議長と追悼碑設置問題を議論し、先週京畿道広州の「ナムヌの家」を訪問して慰安婦出身ハルモニに会って帰国した直後に電撃的に記念碑建立の記者会見を行った。
彼女は「このように恐ろしいことが起きたことを記念碑を通じて知らせ、忘れないようにすることによって、再び慰安婦のような事が起きないようにするだろう」と話した。 また「慰安婦お婆さんに直接会って話を交わしてみると同じ女性ながら自分が歴史をあまりにも知らなかったという気がした」として「辛かった経験を再び想起させながら私に聞かせたお婆さんに感謝する」と話した。
朝鮮日報 2012.10.15
追記: 日本語版を元に若干訳を修正した。
美지방정부, 위안부 기림비 첫 직접 건립
뉴저지주 버겐카운티, 역사적 인권유린 사건 규정
미국의 한 지방정부가 사상 처음으로 일제강점기 일본군위안부의 희생을 추모하는 기림비(碑)를 직접 건립하겠다고 나섰다.
뉴저지주 버겐카운티의 캐슬린 도너번 행정장은 13일 오전 해켄색 소재 카운티 법원 앞에서 기자회견을 열어 “지역사회가 힘을 합해 이곳에 한국인 위안부 기림비를 세우게 됐음을 알린다”고 공식 선언했다. 비용은 카운티 예산으로 부담하며, 올해 안에 건립을 완료할 예정이라고 카운티 측은 밝혔다. 카운티는 주(州) 바로 아래의 행정단위로, 버겐카운티는 90만명이 거주하는 뉴저지주 최대의 카운티다.
미국에서 지방정부가 단독 주체가 되어 한국인 위안부를 위한 기림비를 세우는 것은 버겐카운티가 처음이다. 현재 미국에는 2곳에 위안부 기림비가 있지만, 뉴저지주 팰리세이즈파크의 기림비는 현지 한인단체가 만든 것이고, 뉴욕주 웨스트베리의 기림비는 한미공공정책위원회와 광주광역시, 나소카운티가 공동으로 세웠다.
특히 이번에 기림비가 들어서는 카운티 법원 앞 ‘명예의 고리(Ring of honor)’는 세계사의 굵직굵직한 인권 문제를 비석으로 기리는 상징적인 장소라는 점에서 더욱 의미가 크다는 평가다. 이곳에는 미국의 노예제도에 희생당한 흑인 나치에 학살당한 유대인 터키에 학살당한 아르메니아인 영국의 수탈로 고통받은 아일랜드인 등을 기리는 4개의 기림비가 세워져 원형 고리 모양을 이루고 있다. 위안부 기림비는 여기에 다섯 번째 기림비로 추가된다. 일본군위안부 문제를 나치의 유대인 학살 등과 같은 수준의 역사적 인권유린 사건으로 규정한 셈이다.
도너번 행정장은 지난 8월부터 존 미첼 버겐카운티 의회 의장과 기림비 설치 문제를 논의해왔으며, 지난주 경기도 광주의 ‘나눔의 집’을 방문해 위안부 출신 할머니들을 만나고 귀국한 직후 전격적으로 기림비 건립 기자회견을 열었다.
그는 “이렇게 끔찍한 일이 일어났었음을 기림비를 통해 알리고, 잊지 않도록 함으로써, 다시는 위안부와 같은 일이 일어나지 않도록 할 것”이라고 말했다. 또 “위안부 할머니들을 직접 만나 이야기를 나눠보니 내가 같은 여성이면서도 역사를 너무나 몰랐다는 생각이 들었다”며 “고통스러웠던 경험을 다시 상기시켜가며 내게 들려준 할머니들에게 감사한다”고 말했다.