「李さんは...『東京地裁判決で日本がこれまでの過ちを反省したと感じた。許して、告訴を取り下げようと思う』と話した」(写真は以前のもの)
いや、それはなんかオカシイ。裁判に勝てる見込みがないからではないのか?裁判費用が惜しくなったか、それとも男性に無罪が言い渡されたら逆にダメージになるからか。何にしろ、高齢のお婆さんの知恵ではない。彼女は支援団体(挺対協)の明々白々な操り人形である。
そもそも司法の判断と行政(日本政府)の意志は別個の物ではないか。馬鹿馬鹿しい。と思うが、そんなことは挺対協も分かっている。
「杭テロ」事件。これがテロか、アホらしい
「(韓国と日本は)隣国同士。子孫たちが共に手を携えられるよう、日本政府は正しい判断をしてほしい」・・・また泣かせるセリフを言う。阿久沢記者やドナボン行政長のような人は、こういう態度にコロッと騙されてしまうのだろう。「断固抗議」して敵ばかり増やしている日本の保守派も見習ってはどうか?
杭テロ事件についてはコチラ←
元慰安婦 少女像侮辱した日本人男性の告訴取り下げ
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の従軍慰安婦だった李容洙(イ・ヨンス)さんは12日、韓日国交正常化交渉をめぐる外務省の外交文書公開を命じる東京地裁の判決を受けて、ソウルの日本大使館前の慰安婦を象徴する少女像にくいを縛り付けた日本人男性の告訴を取り下げる意向を示した。
李さんは聯合ニュースの取材に対し、「(11日の)東京地裁判決で日本がこれまでの過ちを反省したと感じた。(男性を)許して、告訴を取り下げようと思う」と話した。
男性は6月、少女像を「売春婦像」と呼び、「竹島は日本固有の領土」と韓国語と日本語で書かれたくいを縛り付け、これらの様子をブログで公開した。
これに対し、元慰安婦の女性9人は名誉を毀損されたなどとして男性を告訴した。
李さんは、少女像の冒とくは自身に対するテロに等しいと告訴した時の心境について語った。一方、東京地裁が文書公開を命じる判決を出したことによって男性を許す気持ちになったと説明した。
李さんも原告の一人として提訴した東京地裁の同訴訟は、268文書のうち一部、または全てを公開するよう命じるとともに、30年以上前の文書を非公開とするには国の安全が害される恐れがあることなどを証明する必要があるという判断を示した。
専門家は日本側が文書を公開すれば、慰安婦問題に対する日本政府の対策などが明らかになり、被害者に対する補償交渉などで新たな動きが起こると予想する。
李さんは、日本が控訴せずに文書を公開することを希望すると述べた上で、「(韓国と日本は)隣国同士。子孫たちが共に手を携えられるよう、日本政府は正しい判断をしてほしい」と訴えた。
中央日報日本語版 2012.10.12
真面目な話、李容洙(イ・ヨンス)のキャラクターについてはこれまでにも書いて来たが、彼女はお調子者なのである(この間も慰安婦少女像にキスしてた)。こういう女性を「被害女性」と祭り上げ、スポークスマン(person)代わり使っている政治団体に対して、日本人はもう少し覚めた目を向けるべきでだ。
東京地裁判決とは何のことかというと。
独島・慰安婦文書の開示を…東京地裁が判決
独島(ドクト、日本名・竹島)関連交渉の内容を含む、1965年の韓日請求権交渉締結過程の文書の開示を命令する判決を、日本の裁判所が11日に出した。
1審の東京地裁は「日本外務省が韓日基本条約関連文書を開示しないのは不当」とし、日本軍従軍慰安婦被害者のイ・ヨンスさんら韓国人と日本人11人が日本政府を相手に起こした文書開示拒否処分取り消し請求訴訟で、原告一部勝訴判決を下した。原告側が起こした382件の文書のうち268件を開示すべきということだ。
東京地裁は判決文で、「30年以上経過した場合は、不開示とする理由を国側がより明確に主張すべき」と明らかにした。特に日本政府が「独島問題に関する韓国との交渉で不利になるおそれがある」として開示を拒否した44件のうち39件の文書も含まれている。
「対北朝鮮交渉で不利なこともある」として開示を拒否した文書256件のうち164件、また韓国との信頼関係が損なわれるという理由を掲げた文書65件のうち58件も開示対象に含まれた。原告側の関係者は「独島問題や個人請求権問題で破壊力が大きい文書が開示される」と期待感を表した。
日本政府が控訴する場合、最終判決までは相当な期間がかかる見込みで、2審、3審で判決が変わる可能性もある。韓国政府は05年、請求権交渉関連の韓国側文書を全面的に開示した。
中央日報日本語版 2012.10.12