2013/11/21

林博史教授またまた新発見

いつもちょっとズレた物を発見してしまう林教授
韓国メディアも相次ぎ報道 (SBSより)

どんな資料か一応は見てみたい気持ちもあるが、林教授の新発見といえば大体想像がつくのが悲しい(?)ところ。いいから、強制連行の証拠を探して下さい。

「慰安婦強制」で新資料 6点

旧日本軍の従軍慰安婦として海外の民間女性を強制連行したとの記述がある法務省の資料6点が国立公文書館(東京)に保管されていたことが21日、分かった。関東学院大の林博史教授(日本近現代史)が発見した。軍の関与と強制性を認めた河野官房長官談話(1993年)の基となった政府調査資料には含まれていない。 林教授は「当時の政府調査は不十分だったと言わざるを得ない」と話している。

資料6点は、戦後に当時の中国国民政府とオランダ政府が実施した計6件のBC級戦犯法廷の起訴状や判決文などの裁判資料。(共同通信)

琉球新報 2013.11.21

沖縄タイムズの記事を追加: そう、様々な「証拠」が見つかったと騒がれるが、どれも朝鮮半島で行政による慰安婦の強制的な動員が行われた事を証明するものではなかった。見つかるのは、戦地での将兵による不祥事のケースばかり・・・。

「慰安婦」強制に新資料6点 国立公文書館

 旧日本軍の「従軍慰安婦」として海外の民間女性を強制連行したとの記述がある法務省の資料6点が国立公文書館(東京)に保管されていたことが21日、分かった。関東学院大の林博史教授(日本近現代史)が発見した。軍の関与と強制性を認めた河野官房長官談話(1993年)の基となった政府調査資料には含まれていない。

 林教授は「当時の政府調査は不十分だったと言わざるを得ない」と話している。

 資料6点は、戦後に当時の中国国民政府とオランダ政府が実施した計6件のBC級戦犯法廷の起訴状や判決文などの裁判資料。99年以降に法務省から公文書館に移管されていた。六つの事件はいずれも、当時の「法務大臣官房司法法制調査部」が戦犯法廷を一覧にまとめた「裁判概見表」に掲載されている。

 うち、陸軍中将が強姦(ごうかん)や婦女誘拐などに問われた「南京12号事件」の起訴状は「娘を暴力をもって捜し出し肉体的慰安の具に供した」と指摘している。海軍大尉ら13人が強制売春などに問われたオランダ政府によるインドネシアの「ポンチャナック13号事件」の判決文は「多数の婦女が乱暴な手段にて脅迫され強制させられた」としている。

 6点のうち、南京12号事件は有罪となったものの中将が「別の師団によるもの」と否認していた。「上海136号事件」は被告を取り違えて無罪となっており、起訴状の内容が事実かどうかには疑問も残る。

 林教授は「内容は今後精査する必要がある」と話す一方で「法務省がこれらの資料を政府調査に提出しなかったのは不可解。河野談話以降もさまざまな資料が見つかっており、それらすべてを踏まえて新たな政府見解を出すべきだ」と指摘している。

 河野官房長官談話 1993年、当時の宮沢内閣の河野洋平官房長官が政府調査に基づき発表した。オランダ人女性を強制連行した「バタビア106号事件」の裁判記録のほか、韓国人被害者16人や軍、元慰安所経営者らへの聞き取り調査、韓国政府の報告書などを基に「甘言、強圧によるなど、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、官憲が直接加担したこともあった」と強制性を認定した。軍の関与は「慰安所は軍当局の要請により設営され、管理や移送は軍が直接あるいは間接にこれに関与した」とした。

沖縄タイムズ 2013.11.22