2011/12/24

杉浦ひとみ(元社民党)の主張



「ご挨拶とお断り」に書いたように、このブログでは公的な立場にある人以外のブログにリンクを張ることは控えている。杉浦ひとみは、社民党から参議院選挙に出馬したこともあり(2007年)、元慰安婦の裁判にも弁護士として関わって来た人であるから、ここに紹介する。全文引用については批判もあると思うが、それについても「ご挨拶とお断り」に自分の考えを表明している。

NHKが「いわゆる従軍慰安婦」と言っているのは、この問題が社会問題化した90年代、そういう言われ方をしていたからである。そして、「古今東西、慰安婦はいても従軍慰安婦はいなかった」と発言した埼玉県の上田知事は進歩的な人々によって吊るし上げられたのである。例えばこの「とだ九条の会」のブログを見ても分かるように。埼玉ではわざわざ韓国から慰安婦ハルモニを招いて、「従軍」の表記を削除させるなと抗議させている(埼玉平和資料館騒動)。

もともと従軍◯◯とは、出征経験のある人々にとっては階級のある軍属を意味し、慰安婦を「従軍慰安婦」と呼ぶことに反発していたのはそうした人々であった。間違っているかもしれないが、従軍とは自ら進んで慰安婦になったという意味だと理屈をこね出したのは、韓国の支援団体である。もちろん彼女たちにとっての慰安婦とは、強制連行された朝鮮人少女を意味する。だから英語では盛んに性奴隷という言葉を使っている。

そしてまたホロコーストである。PTSDを発症するのは地震の被災者もそうだし、登校拒否は子供のPTSDが原因と主張する団体もある。


隙だらけ 好きだらけ日記~永田浩三 という方のブログに「いわゆる?従軍慰安婦って何だ」というテーマの記事がありました。内容は、とてもお考えの深いもので、共感させていただきました。

このテーマは、NHKの報道が「いわゆる」をつけたことでその事実を曖昧にしようとしているのではないか、というニュアンスでの指摘だと理解しました。

ただ、いわゆる慰安婦問題の裁判に関わってきた者からするとこの「いわゆる」は、ことばを事実以下にするための「いわゆる」ではなく本当はそんな半端なもんではない、もっとすごいことだけど、これまで言い習わしてきてそれが人口に膾炙していることから「いわゆる」とした、ものと理解しています。(NHKの真意は分かりませんが)

自らの意思で軍に従ったような、自発的に慰安を兵隊に差し出したような、そんなニュアンスを持って受けとられる可能性のある、あるいはそのような誤解を与えようとするような「従軍慰安婦」ということばは許せないところです。

「従軍慰安婦」は、世界的には「Sex Slave」裁判でも、「戦時性暴力」として扱ってきましたしここでの(中国海南島での被害ですが)被害の程度はアウシュビッツの強制収容所からの帰還者が負ったと同じほどの被害「破局的体験後の持続的人格変化」(PTSDを凌駕する被害です)を負ったと東京高裁が認定したほどです。

ですから、私も「いわゆる」を付けることなく従軍慰安婦という言葉をつかうことは
大きな抵抗があります。

杉浦 ひとみの瞳(ブログ)2011.12.24

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