2012/02/19

ソウルの地下鉄に慰安婦像ポスター登場



韓国では、慰安婦問題は老いも若きも巻き込んだブームの様相を呈している。そのブームは「海外同胞」にまで及び、世界中で「謝罪しろ!」「アポロジー!」のキャッチフレーズが人気。ポスターを貼ったり展示会を開くのも流行っている。もはや慰安婦とは何だったのか、慰安婦強制連行の話は事実なのか、などはどうでもいい。流行りに理屈はいらない、という事だろう。最近、慰安婦に関わる人気アイテムの一つに加わったのが、日本大使館前の慰安婦像(「良心的日本人」が像の前で泣き崩れたりと大騒ぎである)日本政府は韓国政府に撤去を要請し、韓国政府もやや困惑の様子であるが、国民的支持と支援団体の政治力を前に、あえて火中の栗を拾えない。

二十代の青年二人がソウルの地下鉄の駅に日本大使館前の慰安婦像をモチーフにした大きなポスターを掲示した。かかった費用は日本円にして9万円ほど。彼らはこれが「慰安婦問題の解決」に役立つと信じている。少なくとも、そう主張している。さっそく多くの韓国メディアが取り上げている。


「日本は慰安婦問題謝罪しろ」

ニ十代の青年ニ人が日本政府に慰安婦問題に対する謝罪を促す大型広告物を地下鉄の駅に設置した。

小学校からの友人間であるキム・ヨセフ(左側・28)氏とカン・ミンソク(右側)氏は去る14日安国(アングク)駅4番出口と5番出口間に横4m・縦2m大きさの広告看板を掲げた。 広告看板には日本大使館の前の平和碑少女像を背景に「謝罪せよ」という文句が書かれている。 広告デザイン関連仕事をするこれらは一月ほどを投資、地下鉄広告を直接製作した。 広告費用129万 8000ウォンも共に当てた。 キム氏は「先月初め共に酒を飲んで慰安婦問題解決のためにできることが何かを悩んで地下鉄広告を考えることになった」と話した。 カン氏は「広告をすることに決心して先月初めて水曜集会に参加したし、問題の深刻性を切実に感じた」としながら「慰安婦問題を解決するように政府と政治家を動かすようにしようとするなら国民の力が切実だ」と強調した。 広告は翌月14日まで安国(アングク)駅にかかる予定だ。

ソウル新聞 2012.2.17


“일본은 위안부문제 사죄하라”


[서울신문]20대 청년 2명이 일본 정부에게 위안부 문제에 대한 사죄를 촉구하는 대형 광고물을 지하철역에 설치했다.


초등학교 친구 사이인 김요셉(왼쪽·28)씨와 강민석(오른쪽)씨는 지난 14일 안국역 4번 출구와 5번 출구 사이에 가로 4m·세로 2m 크기의 광고판을 내걸었다. 광고판에는 일본대사관 앞 평화비 소녀상을 배경으로 “사죄하라.”는 문구가 적혀있다. 광고디자인 관련 일을 하는 이들은 한 달가량을 투자, 지하철 광고를 직접 제작했다. 광고비용 129만 8000원도 함께 댔다. 김씨는 “지난달 초 함께 술을 마시며 위안부 문제 해결을 위해 할 수 있는 일이 무엇일까를 고민하다 지하철 광고를 생각하게 됐다.”고 말했다. 강씨는 “광고를 하기로 마음먹고 지난달 처음으로 수요집회에 참석했고 문제의 심각성을 절실하게 느꼈다.”면서 “위안부 문제를 해결하도록 정부와 정치인을 움직이게 하려면 국민의 힘이 절실하다.”고 강조했다. 광고는 다음 달 14일까지 안국역에 걸릴 예정이다.