2013/12/19

教学社教科書訴訟にハルモニも参戦


軍と共に移動していた事を一番良く知っているはずなのだが・・

また、教学社の教科書に関するニュース。訴訟沙汰に。反対派は教学社の教科書を徹底的に潰しにかかる積もりらしい。

「教学社、教科書歪曲記述で被害」集団訴訟に出る

4・3事件の遺族・慰安婦ハルモニなど配布禁止仮処分訴訟検討

教学社教科書の歪曲された記述で被害を受けた人々が集団訴訟を起こす。

民主社会のための弁護士会(民主弁護士会)教育委員会と民族問題研究所は教学社の教科書の内容により被害をこうむった当事者と遺族たちが「教学社教科書配布禁止」仮処分申請を提起する方策を検討中だと18日明らかにした。

研究所は「教学社の教科書を分析すれば、現在の遺族など被害当事者の法律的対応が必要なほど歪曲が著しい部分は東学農民運動、アン・ジェホン、日本軍慰安婦保導連盟事件済州島4・3事件光州民主化運動に関連した叙述で大まかに六つ」だと明らかにした。

日本軍慰安婦の記述に関しては写真のキャプションに「朝鮮人慰安婦は日本軍部隊が移動するたびに付いて回る場合が多かった」で書いたのが名誉毀損の火種になった。 慰安婦動員が自発的なことだったことのように誤読されかねない文章であるためだ。

歴史の正義実践連帯のパン・ウニ事務局長は「現在の抗日独立活動家団体連合会、済州島4・3事件被害者・遺族などが連帯して訴訟を提起する計画だ」としながら、「ひとまず緊急の課題である教学社教科書の配布禁止仮処分申請から始め、名誉毀損訴訟に関連した件は後で決めることになるだろう」と明かした。 日本軍慰安婦問題を糾弾する水曜デモに毎回参加しているキル・ウォンオク氏(85)とキム・ボクトン氏(87)は訴訟に積極的に参加するという意向を明らかにしたと伝えられた。

この訴訟を準備している民主弁護士会ソン・ヨンシル弁護士は「仮処分申請を提起するためには訴訟提起当事者が教学社教科書の叙述によって『元に戻すことはできない被害』を受けたという事実が証明されなければならない」として「可能な法的対応を多角的に検討中だ」と明かした。

歴史歪曲教科書退出のための光州市民対策委員会は19日上京してソウル政府ソウル庁舎の前で5・18叙述歪曲と関連して教学社教科書糾弾記者会見を持って訴訟参加問題を議論することにした。

※1京郷新聞 2013.12.19

追記

「歴史歪曲の韓国史教科書、配布禁止を」元慰安婦ら仮処分請求

旧日本軍の従軍慰安婦被害者など9人がこのほど、歴史を歪曲(わいきょく)したとして論議を読んでいる教学社の高校用韓国史教科書の配布を禁止するよう求める仮処分申請をソウル西部地裁に行ったことが26日までに分かった。

原告は慰安婦被害者のキム・ボクトンさん(87)、キル・ウォンオクさん(85)をはじめ、強制動員被害者の遺族、独立運動家の子孫、1948年の済州島4・3事件の犠牲者遺族、韓国戦争(朝鮮戦争)中の保導連盟事件の被害者遺族、東学農民運動(甲午農民戦争)の運動家の子孫ら計9人。

原告は教学社が発行した韓国史の教科書が来年2月に高校に配布されるのを差し止めるべきだと主張している。

申立書で原告は「教学社の教科書は韓国の自主性を否定し、日帝の侵略を正当化するとともに、韓国が存立する根拠を否定している」とし、このまま配布されれば、原告らの人格権が損害を受けると主張した。

これに先立ち、教学社は来年配布予定の韓国史教科書に日本軍の従軍慰安婦と関連し「朝鮮人の慰安婦は日本軍部隊が移動するたびについて行くケースが多かった」という写真説明を付け、論議を呼んだ。慰安婦被害者や市民団体は「この文言は慰安婦の動員が自発的であったかのように誤解される可能性がある」と問題視した。

仮処分申請に続き、「真の教育のための全国保護者会」など21の市民団体は同日、ソウル西部地検に教育部(省に相当)の徐南洙(ソ・ナムス)長官を権力乱用の疑いで告発した。市民団体は「徐長官は教科書検定、検定監督の義務に違反し、学校長の教科書選定権限も侵害した」と主張した。

朝鮮日報 2013.12.28 [リンク切れ]


※1
[단독]“교학사, 교과서 왜곡 서술로 피해” 집단소송 나선다

ㆍ4·3사건 유족·위안부 할머니 등 배포 금지 가처분소송 검토

교학사 교과서의 왜곡된 서술로 피해를 입었다는 사람들이 집단 소송에 나선다.

민주사회를 위한 변호사모임(민변) 교육위원회와 민족문제연구소는 교학사 교과서의 내용으로 인해 피해를 입은 당사자와 유족들이 ‘교학사 교과서 배포금지’ 가처분 신청을 제기하는 방안을 검토 중이라고 18일 밝혔다.

연구소는 “교학사 교과서를 분석해보면 현재 유족 등 피해 당사자들의 법률적 대응이 요구될 정도로 왜곡이 심한 부분은 동학농민운동, 안재홍, 일본군 위안부, 보도연맹 사건, 제주 4·3사건, 광주민주화운동과 관련된 서술로 크게 여섯 가지”라고 밝혔다.

일본군 위안부 서술과 관련해서는 사진 설명에 ‘조선인 위안부는 일본군 부대가 이동할 때마다 따라다니는 경우가 많았다’고 적은 게 명예훼손의 불씨가 됐다. 위안부 동원이 자발적인 것이었던 것처럼 오독될 수 있는 문장이기 때문이다.

역사정의실천연대 방은희 사무국장은 “현재 항일독립운동가단체연합회, 제주 4·3사건 피해자·유족 등이 연대해 소송을 제기할 계획”이라며, “일단 시급한 교학사 교과서 배포 금지 가처분 신청부터 진행하고, 명예훼손 소송과 관련된 건은 추후에 결정할 것”이라고 밝혔다. 일본군 위안부 문제를 규탄하는 수요시위에 매번 참석하고 있는 길원옥씨(85)와 김복동씨(87)는 소송에 적극적으로 참여하겠다는 의사를 밝힌 것으로 전해졌다.

이 소송을 준비 중인 민변 송영실 변호사는 “가처분 신청을 제기하기 위해선 소송 제기 당사자들이 교학사 교과서의 서술로 인해 ‘돌이킬 수 없는 피해’를 입었다는 사실이 증명돼야 한다”며 “가능한 법적 대응을 다각적으로 검토 중”이라고 밝혔다.

역사왜곡교과서퇴출을 위한 광주시민대책위원회는 19일 상경해 서울 정부서울청사 앞에서 5·18 서술 왜곡과 관련해 교학사 교과서 규탄 기자회견을 갖고 소송 참여 문제를 논의키로 했다.