先月の馬英九台湾総統が出席した慰安婦展のニュース。日本語のソースもあったので追加しておく。これは、台湾の中央放送局(Radio Taiwan International)の報道。
・・・馬・総統は同展示会に出席し挨拶した際、「慰安婦問題は世界的問題だ。そのため、国連人権委員会は1995年、特別な委員会を発足させ、関連の国を調査に訪れた。国連はのちに発表した報告で慰安婦を軍人の性的奴隷と表現し、人道に反した犯罪行為だと確認した。しかし、日本の裁判所は素直にそれに向き合えない」と述べ、日本政府が歴史に向き合い、慰安婦問題で過ちを認め、謝罪しないことに極めて遺憾だとした。
今年89歳の元慰安婦、陳桃さんは“日本人は傲慢だ。われわれの話に耳を傾けてくれず、自分だけが話し終わったらさっさと出ようとした。頭に来て責めたが一向に相手にしてもらえなかった”と語るなど、日本人裁判官の無礼さを明かした。馬・総統は陳さんの手を握り、政府は必ず最後まで協力すると約束した。
Radio Taiwan International 2010/12/26
http://japanese.rti.org.tw/Content/GetSingleNews.aspx?ContentID=116407
慰安婦損害賠償請求訴訟で敗訴、馬・総統が遺憾
台北市政府と婦女救援基金会主催の「長期にわたった台湾籍元慰安婦の対日訴訟過程特別展」が26日に開幕。日本統治時代、慰安所で働くことを強要された台湾の女性たち(現在13人しか残っていない)は1999年に婦女救援基金会による協力のもと、日本政府に賠償を求め、訴訟を提起したが、5年前の2005年に敗訴となった。これらの歴史が忘れられないよう、台北市政府と関連団体は特別に関連の映像展示会を行った。
馬・総統は同展示会に出席し挨拶した際、「慰安婦問題は世界的問題だ。そのため、国連人権委員会は1995年、特別な委員会を発足させ、関連の国を調査に訪れた。国連はのちに発表した報告で慰安婦を軍人の性的奴隷と表現し、人道に反した犯罪行為だと確認した。しかし、日本の裁判所は素直にそれに向き合えない」と述べ、日本政府が歴史に向き合い、慰安婦問題で過ちを認め、謝罪しないことに極めて遺憾だとした。
今年89歳の元慰安婦、陳桃さんは“日本人は傲慢だ。われわれの話に耳を傾けてくれず、自分だけが話し終わったらさっさと出ようとした。頭に来て責めたが一向に相手にしてもらえなかった”と語るなど、日本人裁判官の無礼さを明かした。馬・総統は陳さんの手を握り、政府は必ず最後まで協力すると約束した。
Radio Taiwan International 2010/12/26
http://japanese.rti.org.tw/Content/GetSingleNews.aspx?ContentID=116407
http://japanese.rti.org.tw/Content/GetSingleNews.aspx?ContentID=116407