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2015/06/20

アレクシス・ダデン 「安倍首相は認めない。人身売買は日本国の仕業」


187人声明の呼びかけ人の一人であるアレクシス・ダデン教授が気炎を揚げている(朝鮮日報が話を盛っている可能性もあるが)。

「安倍首相は『人身売買』という用語を使うたび、誰が人身売買をやったのかという問いに答えられなかった。答えは簡単だ。日本の国家がやった」

・・・日本国は人身売買を禁じていたし、実際に慰安婦絡みでも人身売買に当ると裁判所に判断されたケースでは有罪判決が下されてますよ。業者にね。

韓国軍の”トルコ風呂”についてダデンは「韓国も同じことをしていたという主張は日本の悪事を帳消しにはしない」と言って火消しに回った。特定の国のみを非難するこういう人間を信用出来るのか?正直、あの声明を歓迎している日本人の神経が自分には理解できない。


ハリーポッターに出て来たエキセントリックなトレローニ教授
似てるのは容姿だけ?

慰安婦:ダデン教授「日本には法的・道徳的責任がある」

安倍首相批判声明を主導したアレクシス・ダデン教授(コネティカット大学)
「韓日協定50年史再照明」学術会議の事前発表文で主張
「日本が犯した極悪無道な行為は人身売買・拉致罪に該当、性奴隷にほかならない」

「日本は、この極悪無道な人権犯罪について法的にも道徳的にも責任がある

安倍晋三首相の歴史認識を批判する世界の歴史学者の共同声明を主導したアレクシス・ダデン・コネティカット大学教授(46)=写真=は、太平洋戦争当時の従軍慰安婦問題をめぐる日本の責任について、断固たる立場を示した。

今月22・23の両日、ソウル市西大門区の東北アジア歴史財団(金学俊〈キム・ハクチュン〉理事長)11階大会議場で、学術会議「韓日協定(日韓基本条約)50年史の再照明」が開かれる。ダデン教授は、会議開催に先駆けて事前提出した発表文を通じ、上記のように主張した。ダデン教授は「こうした行為は、当時も今も人身売買や拉致罪に該当し、(戦前の日本の刑法や現行の刑法でも)国際人身売買に当たる」と語った。ダデン教授が主導した共同声明に賛同した世界の学者は、先月の時点で、187人からおよそ500人に増えた。

ダデン教授は、発表文の中で「1930-40年代に日本軍によって強制動員された性奴隷の問題は、これまで世界レベルで課題とされてきており、今後もそうあり続けるだろう」という見方を示した。

安倍首相は最近、慰安婦強制動員問題をめぐって「人身売買(human trafficking)の犠牲者」と表現したが、行為の主体については言及せず、批判を浴びた。

これについてダデン教授は「安倍首相は『人身売買』という用語を使うたび、誰が人身売買をやったのかという問いに答えられなかった。答えは簡単だ。日本の国家がやった」と断言した。「強制動員された慰安婦は、慰安婦を否定する人々が現在卑劣に主張している『従軍民間人(camp followers)』ではなく、国家の最高レベルによって組織されたシステムに閉じ込められていた」という。またダデン教授は「被害者には、性行為を拒否する自由も、居住地や移住先を決める自由も、慰安所を離れて仕事をやめる自由もなかった。日本軍は、慰安所が設置されたことを知っており、これは性奴隷にほかならなかった」と語った。

ダデン教授は、コロンビア大学を卒業してシカゴ大学で博士号を取得した、米国の代表的な北東アジア専門家の一人。とりわけ韓日関係に詳しく、日本による韓国植民地支配について多くの研究を行った。慶応大学や立教大学、延世大学など、韓日両国で学んだこともある。

東北アジア歴史財団の学術会議には、中国の管建強・華東政法大学教授、ドイツのウェルナー・ペニヒ・ベルリン自由大学教授、日本の樋口直人・徳島大学教授などが発表者として登場する。

2015/05/26

第13回アジア連帯会議(ソウル)法的賠償求める


「連帯活動は、『慰安婦』制度の真実を世界に知らせ、戦時性暴力が人道に反する犯罪だということなどの基準をつくってきた」・・・その上で国連レベルで日本政府に圧力をかけるのだと挺対協のユン・ミヒャン。でも、挺対協がまともに扱うのは、日本軍の慰安婦問題のみ。自国の慰安婦問題について、彼女たちが国際社会に訴えることはない。全国行動(日本)のヤン・チンジャは、安倍首相の人身売買発言を「強制連行ではないと印象付けるもくろみ」と。



JNNは、会議が韓国政府に強い影響力を持つとされる挺対協が主催したもので、法的責任を取るよう求める声が相次いだと報じた。この調子でゴネ続けてくれる事を期待している。

「慰安婦」問題解決を

ソウル アジア連帯会議始まる

【ソウル=栗原千鶴】日本軍「慰安婦」問題の解決に向け話し合う第13回アジア連帯会議が22日、ソウルで始まり、韓国とフィリピンの被害者をはじめ、アジア各国から支援者らが参加しました。被害者が次々と亡くなるなか、参加者の間には、戦後70年の節目の年に何としても解決させようという思いが広がりました。

6人の被害者は、それぞれ思いのたけを発言しました。フィリピンから参加したエステリータ・バスバーニョ・ディさん(85)は、被害にあった当時の様子を涙ぐみながら話し、「二度と若い世代に同じことがおきないようにしたい。戦争はダメだ」と語りました。

被害者だと名乗り出てから23年がたった李容洙(イ・ヨンス)さん(86)は、「日本にも、米国にも行って体験を話してきた。安倍さんには聞こえていないのでしょうか。そして、反省もしていないのに、また戦争をしようとしている」と日本政府を厳しく批判しました。

同会議を主催した韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺隊協)の尹美香(ユン・ミヒャン)常任代表は基調報告で、第1回が開催された23年前は韓国と日本以外に支援団体などがなかった現状に触れながら、「連帯活動は、『慰安婦』制度の真実を世界に知らせ、戦時性暴力が人道に反する犯罪だということなどの基準をつくってきた」と強調。今回の会議では、国連次元での真相調査を要求することや、さらに多くの国々や市民団体などと連帯し、日本政府に解決に向けた行動をとるよう圧力をかけることなどを提案しました。

日本からの特別報告を行った日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表の梁澄子さんは、安倍首相が、当時の「慰安婦」を「人身売買の犠牲」などとした発言に言及。「強制連行ではないと印象付けるもくろみだ」とし、「安倍政権への批判を結集させていくことが、解決への道だ。戦後70年の今年こそ解決しなければならない」と語りました。

会議には、中国、東ティモール、台湾、米国などからも参加。各国・地域の報告が行われ、行動提起、決議を採択し、23日閉会します。

赤旗 2015.5.23[2]

慰安婦問題「アジア連帯会議」始まる

いわゆる慰安婦問題の解決を訴える「日本軍慰安婦問題アジア連帯会議」がソウルで始まりました。

会議を主催したのは、慰安婦問題で韓国政府の対応に大きな影響力を持つとされる「挺対協」で、開会式では、日本陸軍の慰安婦だったと主張する韓国やフィリピンなどの女性6人が登壇し、日本政府に対し謝罪や賠償を訴えました。

「慰安婦をつくった日本が責任をとるべきです。公式に謝罪し法的に賠償しなければいけないと思います」(元慰安婦 イ・ヨンスさん)

日本政府は、50年前の日韓基本条約などを背景に法的責任を否定していますが、会議では、賠償を求める声が相次ぎました。慰安婦問題をめぐって、日本と韓国は去年4月から局長級の協議を7回開いていますが、お互いの立場を説明する状態が続いていて、問題は平行線をたどっています。

JNN 2015.5.22[2]

※ プログラムにより更新

2015/05/24

玉虫色の「人身売買」発言は、第二の河野談話か


前回「おそらく(ケリー国務省)長官は日本軍が人身売買を行ったとは言わなかったのだろう」と書いたが、どうやら間違っていたようである。ケリー長官は「trafficking of women for sexual purposes by the Japanese military(日本軍による性目的の人身売買)」と言っているから、日本軍による人身売買というのが彼の認識なのだろう。アメリカ政府の認識と断言していいかは分らないが、その公算も小さくないのではないか。

「日本軍による人身売買は言語道断」 ケリー長官

安倍総理は、アメリカ政府と慰安婦問題を人身売買問題とすることで手を打ったと思われるが、これは河野談話の時と同じく政治的な解決である。あの時は、慰安婦の強制動員(≒強制連行)を日本政府に認めさせたい韓国政府と、強制連行(行政機関による正式な動員)は確認出来なかったという日本政府、双方の面子が立つよう玉虫色にしたわけであるが、今回も、アメリカ政府は日本軍による人身売買、日本政府は業者による身売り(≒人身売買)と解釈するという具合に、やはり曖昧なのである。もっとも、アメリカ政府は韓国政府のように手打ちの約束を反故にするようなことはしないだろう。

QUESTION: (Via interpreter) Thank you. This morning, President Park and Minister Yun, both of them have talked about – and I have a question whether Japan was mentioned many times during the conversation with President Park and Minister Yun. We have a very souring opinion of the public, especially from last week. There is no negotiation or talk with Japan without the apology on the wartimes slavery, and 60 percent of the people in the opinion said that there is no dialogue with Japan. And also during the summit meeting between Korea and Japan it should be mentioned.

And also the public opinion getting soured and so on, and also there was a mentioning that was a wartime atrocity. And also, do you think that mentioning was appropriate and also wartime sex slavery was the same meaning as the wartime atrocity? And that was my first question.

Secondly, about the defense guideline between Japan and Korea, there was a respect for the state sovereignty. Although it was not mentioned there, does it mean that if there is a military action that can affect Korea, does it mean that the prior consent should be made by Korea? And there was an – that was an interpretation. However, there was no direct mentioning of that interpretation, but in Korea 70 percent of the public opinion says that, that there is no consent for the military action to be made in Korea. So that is a question for me. So what is your view on that?

FOREIGN MINISTER YUN: (Via interpreter) Was the question for Secretary Kerry only?

SECRETARY KERRY: I thought it was for Foreign Minister Yun. (Laughter.) Is the question for Foreign Minister Yun or for me?

QUESTION: (Via interpreter) The question was for Secretary Kerry.

SECRETARY KERRY: Well, yes, we did discuss – of course, we discussed the issue of Japan. And we are very mindful of the critical role that all of us play in this region – Japan, South Korea, the United States. That’s why we’ve hosted trilateral meetings both to improve the coordination among close allies, our close allies, but also to ease the tension between them. Constructive relations between Japan and the Republic of Korea, our most important allies in East Asia, are critical to being able to promote peace and prosperity in the region. Only three countries – our three countries – share quite as much as we share in common: democracy, a commitment to human rights, free markets. And when we work together there’s a great deal that we’re able to achieve. And we have stated many times that we believe that strong and constructive relations between the countries in the region are in everybody’s interest, so we are – we continue to emphasize the importance of approaching historical legacy issues in a manner that can promote healing and reconciliation. And we’re interested in seeing the parties be able to do that. We understand there will be a meeting before long, a bilateral meeting, and we hope that Japan and the Republic of Korea will be able to find a mutually accepted solution through that kind of meeting.

Now with respect to the powerful and important part of reconciliation that comes from the events of World War II, particularly the trafficking of women for sexual purposes by the Japanese military during that war, we have said many times that that was a terrible, egregious violation of human rights. And the apologies that have been extended by previous Prime Minister Murayama and former Chief Cabinet Secretary Kono marked a very important step forward, a chapter really, in Japan trying to improve relations with its neighbors. We take note of Japanese leaders’ repeated statements that the position of the Abe government is to uphold the Kono and the Murayama statements. The United States has continually encouraged Japan to approach this and other issues arising from the past in a manner that is conducive to building stronger relations with its neighbors. And we urge both Japan and the Republic of Korea to handle these sensitive historical issues, as I said, with restraint, and continue to engage in a direct dialogue towards a mutually acceptable resolution that promotes healing while facilitating a future-oriented relationship. And that is our policy and that is our goal.


国務省 2015.5.18

2015/05/20

ケリー国務長官、日本軍の加害行為(頑として)認めず?

どう話を振っても、米政府は日本軍の犯罪とは言ってくれない

録音を聞かないと確かな事は言えないが、おそらく長官は日本軍が人身売買を行ったとは言わなかったのだろう。中央日報は、韓国の当局者の言葉をなんとか引用して「オバマ大統領は・・・加害者を日本政府または日本軍と明示しなかった。外交部の当局者は『・・・米国務長官が日本軍の責任を取り上げのは初めて』と解釈した」と、あたかも日本軍が女性を売買していたとアメリカ政府が認めたかのような書き方を工夫しているが、加害者と責任(者)では辻褄が合っていない。無駄なあがき、ご苦労さま。もしも本当にケリーがそう言ったなら、中央日報も直接話法で書いたろう。

慰安婦とは人身売買の被害者、それ以上でも以下でもない、というのが現時点でのアメリカ政府(と日本政府)の共通見解。そしてアメリカ政府はこの立場を堅持していくだろう。アメリカ政府は、187名の学者たちよりはマトモである。

関連エントリー: ケネディ大使(米政府)日本叩きに組せず、カトラーらに暗雲?

韓日歴史問題 「自制心を持って対処を」=米国務長官

来韓中のケリー米国務長官は18日、韓日関係について「両国が敏感な歴史問題に対し自制心を持って対処し、対話を続けながら互いに受け入れ可能な解決策を見いだすことを望む」と表明した。尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官との会談後の共同記者会見で述べた。

ケリー氏はまた、「(歴史の傷を)癒すことが出来る、未来志向的な解決策を見いだすことがわれわれの政策であり、目標だ」と強調した。 

安倍首相が米紙とのインタビューで旧日本軍の慰安婦問題について「人身売買の犠牲」と発言したことが適切だったとみているかとの質問には、「性的目的で女性の人身売買が行われた問題は非常に無慈悲な人権侵害であり、残酷で無残な侵害だと述べてきた」と答えた。

また、日本の過去の植民地支配と侵略を謝罪した「村山談話」や慰安婦問題をめぐり旧日本軍の関与と強制性を認めた「河野談話」に触れ、「日本の指導者が、安倍政権の立場は両談話を尊重することだと明らかにしたと米国は認識している」と述べた。両談話は韓日関係において非常に重要な節目になったとした上で、「日本に対し、過去から立ち上がり、近隣国とより良い関係を構築するよう促している」と強調した。

ケリー氏の発言は、韓日の歴史問題について米政府が示してきた立場と大きく変わらないが、問題解決のためには日本の努力が必要であることをあらためて表明したと受け止められる

ケリー氏は「韓日は米国の最も重要な同盟国であるため、両国の建設的な関係は地域の平和と繁栄に向け最も重要だ」と述べ、これまでの米国の原則的立場を重ねて示した。

一方、尹長官は韓日関係について、歴史問題に関しては原則を保ちながらも安保や経済など互恵的な分野で協力するという「ツートラック政策」を維持するとの従来の立場を示した。


・・・ケリー長官はこの日、韓米外相の共同記者会見で、旧日本軍慰安婦被害問題に言及し、加害者を「日本軍」と特定した。ケリー長官は「『日本軍が性的な目的で女性を人身売買したこと』に関し、米国は何度か立場を明らかにした。これはぞっとするひどい人権侵害」と述べた。「ぞっとするひどい」いう表現は、昨年4月にオバマ大統領が訪韓した時に使った。しかしオバマ大統領は当時、人権侵害を犯した加害者を日本政府または日本軍と明示しなかった。外交部の当局者は「通常、米政府が人身売買という時は性的奴隷という概念も含んでいるが、米国務長官が日本軍の責任を取り上げのは初めて」と解釈した。この発言は、「安倍晋三首相が先月訪米した際、慰安婦被害を単に人身売買と表現したことについてどう思うか」という記者の質問に答える過程で出てきた。

ケリー長官のこうした発言は、新日米同盟をきっかけに韓国で韓米同盟に対する憂慮が提起されるのを意識した措置だったという。実際、ケリー長官は会見で、「韓米同盟はいつよりも強力だ」とし「韓米間の対北朝鮮協力は1インチ、1センチの光が漏れる隙もない」と強調した。会談の冒頭発言では「生きて動く同盟(real alliance)」とも表現した。

中央日報日本語版(一部)  2015.5.19[2][2]

2015/05/11

小林よしのり「安倍首相の人身売買とは奴隷のこと」・・・ホント?

SAPIO 2015.6 P.59-
安倍首相は、訪問先の米国で慰安婦は人身売買の被害者と

小林よしのりは、ヒューマン・トラフィキング(人身売買)とは黒人奴隷制のイメージなのだと言っている。これと同様の事を藤岡信勝も言っているのだが、これは果たして正しいのだろうか?本当のところはネイティブに聞いてみる他ないのだが、自分はちょっと違うのではないかと思う。ヒューマン・トラフィキングは、現在の奴隷制(modern-day slavery)などとも呼ばれるが、例えば下のような絵を見て、アメリカでは今だに奴隷制度が健在なのかと思う人はいないだろう。身売り(慰安婦)と人身売買はちょっと違うとは思うが、人身売買が(黒人)奴隷のイメージだというのもどうかなと思う。

毎年14500人から17500人が米国に人身売買されて来る(CNN)

小林が、安倍首相は慰安婦を性奴隷と認めたからアメリカ議会で演説出来たと言うのは、一面の真理だろう。もっとも、小林は性奴隷を奴隷の一種と考えているようだが、神とマンガの神様くらいの違いがあるのではないか?性奴隷という言葉について自分の考えは「慰安婦問題とは何か」に書いた通り。


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2015/04/28

安倍首相、ハーバード大でも「慰安婦は人身売買の犠牲者」

慰安婦問題で協力を得る為に?
米国スタンダードに合わせた安倍首相

会場の外ではイ・ヨンスが抗議
はるばる米国まで追っかけて来た

訪米中の安倍首相。三月のワシントンポストのインタビューに続きハーバード大でも慰安婦を人身売買の犠牲者と呼ぶ。

慰安婦を人身売買の犠牲者と呼ぶのは、日本人の感覚としては釈然としないところだが(特に、人間を家畜同然に売買していた国に言われたくないと思う人は多いだろう)、安倍首相がいくら慰安婦は売春婦だと言っても(ちなみに、欧米メディアは米軍慰安婦を売春婦などと呼んでいる)国際社会は聞く耳を持たないから、アメリカと語らって地域の安定の敵(慰安婦問題)のアンダーコントロール化を優先したものと見られる。この地域のアメリカのもう一つの同盟国である韓国が、この作戦から外されているのがミソ・・・と言えようか。

追記: 延世大の教授が「ヒラリー・クリントン元国務長官が『性奴隷』と言った軍慰安婦問題を『人身売買』に取り換えたのは、米国と日本が合作した歴史歪曲の絶頂」と指摘したという。ハンギョレ 2015.4.29

安倍首相、慰安婦問題に言及 「人身売買の犠牲」

訪米中の安倍晋三首相は27日、ハーバード大学ケネディ行政大学院で講演した。講演後の質疑応答で、旧日本軍の慰安婦問題について「人身売買の犠牲となって筆舌に尽くしがたい思いをした方々のことを思うと、今も私は胸が痛い。この思いは歴代の首相の思いと変わらない」と話した。

首相は、「河野談話について継承することは何回か申し上げてきた。このような立場から慰安婦の方々の現実的救済の観点から、様々な努力を積み上げてきた」「20世紀には紛争が起こると女性の人権が深く傷つけられた。21世紀はそういう世紀、時代にしてはならない」とも語り、日本政府として戦時下の性暴力をなくすことに取り組んでいくとした。

首相は3月のワシントン・ポストのインタビューでも「人身売買の犠牲となり、筆舌に尽くしがたい痛みと苦しみを経験された人々を思うと心が痛む」と話しており、同様の言い方をしたものだ。

 首相はまた、中国・韓国との関係について「日本は先の大戦に対する深い反省の中で平和国家としての歩みを続けてきた。中国や韓国との関係改善にさらに努力する」と発言。一方で、「中国の南シナ海や東シナ海における振る舞いに対して日本を含めアジアの多くの国が懸念を持っているのは事実であり、軍事費の拡大についてもそうだ。地域の責任ある大国として平和的な台頭を求めていきたい」とも述べた。

会場の外ではハーバード大学の学生ら数十人がデモをし、慰安婦制度の運営に日本が国家として関与したことを認めるよう安倍首相に求めた。

首相は28日にワシントンでオバマ大統領と会談し、29日には日本の首相として初めて、米議会の上下両院合同会議で演説をする予定だ。

朝日 2015.4.28

ハーバード大生レベルになると、いつまでも騙せないと思うが・・・。

訪米中の安倍晋三首相は27日(現地時間)、ハーバード大学ケネディ行政大学院で講演し、旧日本軍の慰安婦問題に関する質問を受けると、「人身売買(human trafficking)の犠牲となって筆舌に尽くしがたい思いをした方々のことを思うと、今も私は胸が痛い」とし「この思いは歴代の首相の思いと変わらない」と述べた。また「河野談話について継承することは何回か申し上げてきた。このような立場から慰安婦の方々の現実的救済の観点から、様々な努力を積み上げてきた」と述べた。安倍首相は慰安婦被害者に対して謝罪せず、日本政府と軍が慰安婦問題に介入したことも認めなかった。

この日、安倍首相の演説が行われたケネディ行政大学院の正門の前では、慰安婦被害者のイ・ヨンスさん(87)とハーバード大学生100人の沈黙デモがあった。安倍首相はデモ隊を避けるため正門ではなく建物の駐車場につながる門(courtyard entrance)から入った。演説の後にもコーナーの出入口(corner entrance)から退場した。

安倍首相はこの日、ワシントンDCに移動し、アーリントン国立墓地を参拝し、ホロコースト追悼記念館を探した。


2015/04/07

安倍首相はニューズウィーク、ワシントンポストに何を語ったか


安倍首相にはこれまで二度、アメリカの有力紙(誌)に慰安婦問題について釈明する機会があった。まず、2007年のニューズウィークのインタビュー。NW誌は安倍首相に、日本軍が計画的に慰安婦に性サービスを強制したという認識がないのか、と質問している。おそらく、彼らの認識はそうなのだろう。日本軍による計画的な強制・・・であったと。

(ニューズウィーク 2007.4)

-- 貴方は本当に帝国陸軍に朝鮮人や中国人その他の女性を日本兵相手の性サービスに強制する計画が無かったと信じているんですか?

戦時慰安婦として連れて行かれた人々に対して心の底から同情申し上げます。人として同情の気持ちを表すとともに、日本国総理として彼女たちに謝らねばなりません。20世紀は、世界のあちこちで人権が侵害された世紀でした。その点で、日本にも責任があります。私は、謙虚な気持ちで自分たちの歴史を見、常に自分たちの責任について考えていかねばならないと信じています。

-- 貴方は現在、帝国陸軍がこの女性たちをそのような状況に強制したと信じていますか?

戦時慰安婦の問題に関して、私の内閣はずっと河野談話(1993年に売春宿に関して部分的に責任を認めたもの)を踏襲すると言ってきました。我々は、当時の状況下で、この女性たちに慰安婦としてあの困難と痛みを強いて(強制して)しまったことに責任を感じています。(NW 2007.4.29)

「20世紀は、世界のあちこちで人権が侵害された世紀でした。その点で、日本にも責任があります・・・」安部首相の答えは要領を得ないものであった。そこで記者はもう一度質問するのだが、安倍は「慰安婦としてあの困難と痛みを強いて(forced=強制して)しまったことについて(日本国には)責任がある」と答えている。甲斐性がなくて女房に苦労を強いてしまったといった程度の意味なのだろうが、NW誌の記者や読者は果たしてそう受け取っただろうか?

(ワシントンポスト 2015.3)

NW誌が河野談話を「売春宿について、部分的に責任を認めたもの」と冷淡に解説したのと異なり、先月のワシントンポストは「慰安婦として苦労した全ての人々に、日本政府が心からの謝罪と自責の念を述べたもの」と解説。8年の間に河野談話に対するアメリカでの評価が上がったのかもしれない。さて、そのWP紙のインタビューでは、安倍首相はこう語っている。

慰安婦に関する質問についてですが、人身売買の犠牲となり、計り知れない苦痛と言葉では言い表せない苦難を経験した人々に対して、私は心の痛みを覚えます。この点において、私はこれまでの総理大臣たちと考えは変わりません。これまで、歴史上たくさんの戦争が起こりました。その文脈で、女性の人権は侵害されてきました。私の願いは、21世紀が初めて人権が侵害されることのない世紀となることであり、そのために日本は最大限のことをします。(WP 2015.3.26)

このインタビューで首相が「人身売買」という言葉を使ったことで、韓国メディアは大いに沸いた(これについては、いずれ)。知る限り、アメリカでは特に気にする者もいなかったようだが。

人身売買というのは、当時の公娼制度のことを言っているのだろう。当時の日本では白。つまり人身売買には当らなかったが、(現在の?)アメリカでは黒。というわけで、安倍は大人の事情でアメリカのスタンダードに合わせたのである。アメリカ政府とは打ち合わせ済みだったと思われる。韓国メディアとしては当時の社会が悪いでは納得いかない。で、「安倍また妄言」(media today)などというタイトルもあった。



As you know, your comments on “comfort women” caused an outcry in the United States. Do you really believe the Imperial Army had no program to force Korean, Chinese and other women to provide sexual services to Japanese soldiers?

I have to express sympathy from the bottom of my heart to those people who were taken as wartime comfort women. As a human being I would like to express my sympathies, and also as prime minister of Japan I need to apologize to them. The 20th century was a century in which human rights were infringed upon in numerous parts of the world, and Japan also bears responsibility in that regard. I believe that we have to look at our own history with humility, and we always have to think about our responsibility.

Do you now believe that the Imperial Army forced these women into this situation?

With regards to the wartime comfort-women issue, my administration has been saying all along that we continue to stand by the Kono Statement [a 1993 acknowledgment of Japan’s partial responsibility for the brothels]. We feel responsible for having forced these women to go through that hardship and pain as comfort women under the circumstances at the time.


Mr. Prime Minister, let me ask you a question about history: Every country thinks about its history; every country wants to feel comfortable with its history. You sometimes are called, by critics and friends alike, as someone who’s a “revisionist” — who wants to say that some of the things that Japan has been accused of doing in its past, as dark as it was, some of those things aren’t true. So I want to ask you: Is it accurate to say that you are a revisionist–that you would like to revise the picture of Japan so that it is, in your view, more accurate?

A: My opinion is that politicians should be humble in the face of history. And whenever history is a matter of debate, it should be left in the hands of historians and experts. First of all, I would like to state very clearly that the Abe cabinet upholds the position on the recognition of history of the previous administrations, in its entirety, including the Murayama Statement [apologizing in 1995 for the damage and suffering caused by Japan to its Asian neighbors] and the Koizumi Statement [in 2005, stating that Japan must never again take the path to war]. I have made this position very clearly, on many occasions, and we still uphold this position. Also we have made it very clear that the Abe cabinet is not reviewing the Kono Statement [in 1993, in which the Government of Japan extended its sincere apologies and remorse to all those who suffered as comfort women].

On the question of comfort women, when my thought goes to these people, who have been victimized by human trafficking and gone through immeasurable pain and suffering beyond description, my heart aches. And on this point, my thought has not changed at all from previous prime ministers. Hitherto in history, many wars have been waged. In this context, women’s human rights were violated. My hope is that the 21st century will be the first century where there will be no violation of human rights, and to that end, Japan would like to do our outmost.

2015/04/02

安倍首相の首級を慰安婦像に捧げる

安倍首相に見立てた人形の首を斬る

首は慰安婦像に捧げられた

安倍総理の慰安婦は人身売買の被害者発言。韓国ではまだ怒っている人々がいる。韓国には気の毒だが、日米両政府は「この問題は人身売買問題として決着させる」と裏で合意したのではないかと思う。知らない所で話をつけられてしまった韓国では、安倍総理に見立てた人形の首を斬り落とし、慰安婦像(平和碑が正式名)に捧げて鬱憤を晴らしていた。日本大使館の前で・・・。

昨日は水曜デモも行われたが、これをやったのは保守系の団体。水曜デモでのひとコマではないと思う。

愛国団体大韓民国父母連合「安倍、言葉遊び(?)するな」
「慰安婦少女像に安倍の顔捧げる」
安倍「慰安婦は人身売買の結果」..卑劣な責任押し付けに市民社会の公憤

父母連合など愛国保守の市民団体会員たちが1日の午後、ソウル市鍾路区中学洞の日本大使館の前で日本政府の歴史歪曲を糾弾する記者会見開き、安倍晋三総理の写真を貼った人形の頭を斬り、慰安婦少女像に捧げるパフォーマンスを行った。
特に、市民団体会員たちは慰安婦被害者に対する日本の安倍政権(政府)の真正の性ある謝罪と賠償だけが大韓民国と日本の関係回復のための唯一の方法であることを強調した。

この日パク・ワンソク父母連合事務総長は、冒頭発言で日本の安倍政権の歴史歪曲と慰安婦被害者に向かった妄言行動を荒々しく非難した。

「安倍晋三総理が3月27日、アメリカのワシントンポスト紙のインタビューで日本軍慰安婦被害者を『人身売買の犠牲者』と表現した」

「安倍総理が慰安婦を人身売買犠牲者と言う理由が何なのか明らかにしろ。 これは卑怯で贖罪するとは思わない日本の典型的な過去の歴史消すこと、過去の歴史断絶のための計算された発言だ」

-バクワンソク父母連合事務総長

NewDaily 2015.4.2[2]

애국단체 대한민국어버이연합 “아베, 말장난 마라”
“위안부 소녀상에 아베 머리를 바친다”
아베, “위안부는 인신매매 결과”..비열한 책임 떠넘기기에 시민사회 공분

어버이연합 등 애국보수시민단체 회원들이 1일 오후 서울 종로구 중학동 일본대사관 앞에서 일본 정부의 역사 왜곡을 규탄하는 기자회견 열고, 아베 신조 일본 총리의 사진이 붙은 인형의 머리를 베어, 위안부 소녀상에 바치는 퍼포먼스를 연출했다.
특히, 시민단체 회원들은 위안부 피해자에 대한 일본 아베 정부의 진정성 있는 사죄와 배상만이 대한민국과 일본의 관계회복을 위한 유일한 방법임을 강조했다.

이날 박완석 어버이연합 사무총장은 모두발언에서 일본 아베 정부의 역사 왜곡과 위안부 피해자들을 향한 망언 행태를 거세게 비난했다.

"아베 신조(安倍晋三) 일본 총리가 지난 3월 27일 미국 워싱턴포스트와의 인터뷰에서 일본군 위안부 피해자를 '인신매매의 희생자'라고 표현했다"

"아베 총리가 위안부를 인신매매 희생자라고 말을 하는 이유가 무엇인지 밝혀라. 이는 비겁하고 속죄할 줄 모르는 일본의 전형적인 과거사 지우기, 과거사 끊기를 위한 계산된 발언이다."