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2012/11/13

[参考]性交渉をバイトと呼ぶ10代 韓国

日本にも援助交際という言葉があったが・・・。

キス・肉体関係…性交渉をバイトと呼ぶ10代

キス・性関係のコミュニティーサイト…小学生など会員数は数千人

「15歳女、キアル。レベル調整可。メッセージ待ってます」「セクアルする方、待ってます」

会員数約1000人に上るインターネットの「中学生アルバイト」専門コミュニティーサイトに掲載された書き込みだ。「キアル」はキスのアルバイト、「セクアル」は性関係を持つアルバイトを意味している。つまり、性交渉がアルバイトと表現されているわけだ。このコミュニティーサイトには、こうした隠語でつづられた書き込みが数百件以上、アップされている。

こうしたコミュニティーサイトにアクセスするのは、何も中学生に限ったことではない。あるポータルサイトで「小学生バイト」と検索すると、最も多くの会員を保有するコミュニティーサイトでは「13男/奴隷、KA(キスのアルバイトという意、実際にはハングルで表記=以下同じ)、SA(性的関係のアルバイトという意)します。真夜中でも電話取ります」「12女/友だちと遊びに行くのにお金が必要です。キアルします」などの書き込みが多数ヒットした。特に、そのほとんどの書き込みには、カカオトークなど自分が使うモバイルメッセンジャーのIDが共に掲載されている。こうしたメッセンジャーIDを通じて性交渉の場所や費用について交渉するのだ。記者が小学6年生(12)を装って、コミュニティーサイト「小学生バイトカフェ」に「キアルする」と書き込んだところ、カカオトークを通じて50件以上のメッセージが寄せられ、携帯電話は一日中鳴りっ放しだった。

インターネット空間では、性交渉を単に「バイト」と表現するほど、10代の性に対する意識水準は低下している。韓国刑事政策研究院のユン・ジョンスク副研究委員は「“性売買(売買春)があふれるサイバー環境”や“スマートフォンの普及拡大”など、さまざまな要因が複合的に作用している」と分析する。昨年、大型ポータルサイトが数十に上る性交渉関係のコミュニティーサイトを閉鎖した上「条件付き出会い」「スポン」(スポンサーの略。援助交際の意)などの検索用語も禁止語としたものの、依然としてインターネット空間には性交渉を示唆する各種の書き込みが散在している。検索ワードを「恋人代行」などのように多少変化させるだけで、誰でも関連サイトに容易にアクセスすることができる。

朝鮮日報日本語版 2012.11.11 1 2

売春女性2人に1人が性的暴行を経験

多くは家庭で暴力を受け家出

売春に携わる女性2人のうち1人が、性的暴行を受けていたことが分かった。性的暴行を受けた時期は、小学校時代が23%、中学時代が21%、高校時代が18%、就学前が10%という順になった。ソウル市で売買春の被害に遭った女性たちを支援する団体「再び一緒に」は、売春に携わる女性413人と面談し、このような調査結果を得られた、と11日発表した。

 面談の結果によると、初めて売春に携わった年齢は、13-19歳が39%で最も多く、以下、20-25歳が29%、26-35歳が19%、36歳以上が4%という順になった。「再び一緒に」の関係者は「売春に携わる女性の多くは、幼いころに家庭で暴力を受け、家出して売春に携わるようになった」と説明した。

 売春に携わる女性のうち55%は家庭で暴力を受けており、その時期は就学前が30%、小学校時代が49%と、ほとんどが幼少期だということが分かった。また、売春を行う場所は、ルームサロン(高級個室バー)や遊興酒店(日本のキャバクラのような風俗店)、チケット制喫茶店が37%で最も多かった。

2011/07/27

[参考] 有馬温泉で未成年を雇用



おかみの言い分が正しいかどうかは分からない。しかし、仲介業者に口止めされた場合を含め、女性の側が(売春婦として働く為に)年齢を偽るというケースは昔もあった。→「年齢はだいたい腰の線を見ればわかるもんよ。十八、九歳だと、まだ腰の線が発達しておらんから、さばよんでもすぐわかる。十八になっておらんと雇っちゃならんかったから、そういう子は要注意や」(西野瑠美子「日本軍慰安婦を追って」)

有馬温泉おかみ書類送検

大阪府警港署は26日、15歳未満の女子中学生を神戸市の有馬温泉の旅館で働かせたとして、労働基準法違反の疑いで、旅館「月光園鴻朧館」のおかみ(69)と、経営する会社を書類送検した。

送検容疑は、1月23日~2月15日、13歳だった大阪市の中学2年の女子生徒を雇用し、客室係として勤務させた疑い。

同署によると、女子生徒は21歳と偽り、面接では「身寄りがなく住み込みで働きたい」とうそをついた。

同館は「13歳だと分かっていたら雇っていない。身分証明書の提出を再三求めたが、拒否された」と説明している。(共同)

日刊スポーツ 2011.7.26


2011/01/01

松井やよりが語ったフィリピンの米軍慰安所





松井やより「女たちのアジア」から。この引用は初刷り(87年)ではなく94年発行の19刷からだが、87年の初刷りから変更がないとすれば、「慰安婦騒動」が始まる前に書かれたものである。(写真は現在のアンヘレスの売春婦たち)  

94年としても、92年の「慰安婦ビッグバン」から二年、松井が慰安所に関わった人間を処罰するとしてアジア女性戦犯法廷を開催する2000年に先立つこと6年である。

この頃から松井は東南アジアにおけるアメリカ軍の買春システム、その施設を「慰安所」と呼んでいたのである。

松井は、貧しいアジアの女性たちが家父長制や植民地主義の犠牲になり性的搾取を受けているとして、米軍も日本軍も区別なく糾弾していたのである。にも関わらず、平気で「性奴隷制を持っていたのはナチスと日本だけ」といったような伝説が作られていくのである。プロパガンダに利用されていたことを松井が知らなかったはずはないが、多くの「良心的日本人」同様、彼女は見て見ぬふりを続けたのである。


タイではベトナム戦争の終結と共に過去のものとなった「基地売春」という深刻な問題を、フィリピンは今もかかえている。オロンガポのスービック米海軍基地アンヘレスの米空軍などだ。83年秋、マニラから北へ約110キロのオロンガポを訪ねた。かつては静かな漁村が、ベトナム戦争中「R&R」、つまり米兵相手の慰安所として栄える基地の町となり、今も、米第七艦隊の母港として機能し、20万人の人口は性産業と基地労働に依存している。

基地ゲートに通じるメインストリート、マグサイサイ通りは両側にナイトクラブやディスコや両替屋が並び、300軒を超える慰安施設一万六、七千人もの女性が働いている。一軒のクラブをのぞくと、16歳から30代の女性60人が、ビキニ姿でかわるがわる舞台で踊っていたが、米艦船が出港したあとなので客は少ない。

舞台からおりてきたベティさん(20)は二人の子持ち、ビサヤ地方から稼ぎに来たという。客の払う300ペソ(3600円)のうち、彼女の取り分は100ペソだが、客のない日はドリンクで、20~30ペソにしかならない。彼女は6000人もの市公認ホステスの一人で、二週間ごとの性病チェックの証明書を見せてくれた。

翌朝、市の社会衛生クリニックをのぞくと、500人もの女性がベンチに並んで順番を待っていた。米兵の性的サービスのために市がホステスを公認し、アメリカ側は、米兵の性病対策のためにこのクリニックを70年に開いた。米比当局がタイアップして基地売春を支えている構図である。

クリニック所長の女医マリアーノ博士は「アメリカ側は性病コントロールを強く求めており、感染率は3、4%に収まっている」と胸を張った。ところが、なんと9歳から14歳までの12人の少女が、悪性の性病にかかって病院に収容されるという事件があった。病院のシスターからの密かな通報で、かけつけたアイルランド人のシェイ・カレン神父が、年若い少女たちの人権侵害にショックを受け、当局の圧力に屈せず少女売春の実態を明るみに出したのだった。

・・・カレン神父は、憤慨した口調で語った。「少女たちはスラムの子どもや孤児などで、シンジケートの手で、米兵相手に売春をさせられ、10~60ペソをもらっていた。幼いものを犠牲にする非道な行為を黙認できず、彼女たちの証言をテープにとり、写真もとった。市長や米軍司令官から発表するなと強い圧力がかかったが、マスコミを通して告発したわけだ」。

・・・このケースも、より若く、フレッシュな少女が売春を強制されたわけで、神父は「こうした少女売春はレイプ、性的暴力と呼ぶべきだ」と、米軍の人権侵害に抗議し続けていた。

ベトナム戦争以来、アジアで有数の売春地帯と化したオロンガポに流れてくる女性たちも、ほとんどが貧しい農村からだ。「外部の都合で発展させられた従属経済の典型例だ」と・・・コロンバ大学のマスリーナ教授は、女性たちの状況をこう分析する。

「固定給なく、休日なく、社会保障なく、団結権なく・・・・・・。不安定きわまりない職場で、つねに性病、中絶、麻薬中毒などと隣り合わせ、社会的蔑視にさらされる。働けるのはせいぜい30代半ばまでで・・・性底辺に沈殿し、娘がいれば売春に出す・・・」

2010/12/23

松井やよりの見たタイの貧困と売春【80年代】



タイのプーケットでは現在も売春婦の数が少なくない(写真)が、松井やよりのこの話は80年代のもの。

アジアでの取材を通してこうした実態を見聞きしていた松井は、「慰安婦問題」 の本質が、実は貧困と売春の問題だということを知っていなかったはずはない。

10人の家族を食べさせるために娘二人を「売った」という母親。僧侶が30万人と言われる仏教国タイで売春婦が二倍以上もいる(80年代当時)という現実。

娼婦が低年齢化するわけ。こういった基礎なしに、慰安婦問題を語ることは出来ない。むしろ、こうした現実をあえて無視して慰安婦問題を語ろうとする人間には気をつけた方がいい。


海辺の美しさは比類ないと宣伝される新しい観光リゾート、タイ南部のプケット島で、市街地が火事になり、焼け落ちた売春宿の地下室から、監禁されていた5人の少女の焼死体が発見された。”地上の楽園”が地獄と化したこの痛ましい悲劇は1984年1月末に起こった。・・・5人の少女たちの年齢はなんと9歳から12歳、そのうちの二人は姉妹であった。

この事件に衝撃を受けたバンコクのタマサト大学演劇科の女性教授、マタニ・ルトニンさんは、少女売春をテーマにしたビデオ「明日、虹は出るだろうか」を作った。・・・ビデオは火事の現場から始まった。燃え盛る炎になすすべもない消防夫たち。焼け跡から運び出される少女たちの炭の塊のようになった小さな遺体が地べたに並べられる。助けを求めるように両手をつき出した形の遺体に思わず顔をおおってしまった。・・・カメラは少女たちの故郷をうつす。

チェンマイ、チェンライ、ランプーン、パヤオなどタイ北部の貧しい農村地帯・・・いかにも農民らしい風貌の両親は茫然としてほとんど無表情だ。母親が低い声で「子どもが10人もいて食べられないので町へ出した。仕方がなかった」と二人の娘を売らなければならなかった事情を訴える。・・・

二人の稼ぎ手を失って、この一家はどうなるのだろう。次はこの子が売られる番だろうか」というナレーションと共に、カメラは7歳の妹をクローズアップする。ぼろぼろの服のはだしの女の子は、無邪気にはにかんだ微笑をカメラに向けていた。姉たちの死も、自分のこれからの運命も知らぬ気に。・・・

仏教国タイには僧侶が30万人ぐらいいるというが、売春婦は70万人にものぼる(タイ警察推定)。・・・売春が大きな社会問題になっているのだ。とりわけ深刻なのが売春婦の低年齢化で、マタニ教授は、その一割は14歳以下と見ている。

84年春、バンコクの警察に”保護”された訳100人の売春婦の大半が13、4歳だった。本人の意思とは無関係に強制される少女売春こそ人身売買であり、人権侵害以外の何ものでもない。しかし、少女売春はどこの国でも急速に拡がる傾向にある。

売春が業者にとって利益の大きい商売であるために、ひともうけをたくらむ業者がふえて競争が激しくなり、より若く、よりフレッシュで商品価値が高く、コントロールしやすいローティーンの少女たちに目をつけるからだ。



後篇に続く。