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2012/12/30

アン・セホンを支援するプラスとマイナス



ニコン・サロンでの慰安婦写真展騒動で一躍時の人となったアン・セホンがニコンを提訴。

まず、ネット上での彼に対する非難キャンペーンの中には常軌を逸したものも見られた。ああいったやり方で写真展の開催を中止に追い込むのは表現の自由を損なうものであり、明確な規定違反もないのに写真展を中止させようとしたニコンサロン側も非難を免れない。

しかし、一方のアン・セホン側だが、彼のこの「闘争」を支援している日本人ジャーナリスト・写真家達には問題はないのだろうか?韓国挺身隊問題研究所の関係者であるアンは、かなり政治的な人物である。彼はニコンに対する徹底抗戦を宣言しているが、これによって今後二コンサロンは、政治的な背景を持つ写真家に対し警戒するようになるだろう。そうなると、アンのような人物を無批判に支援している綿井健陽(ビデオジャーナリスト)らもまた、日本の報道や表現の自由にマイナスの影響を与えているのではないか。その場合でも、アンの祖国である韓国の表現の自由は、何ら影響を受けないのである。



慰安婦:安世鴻氏、写真展開催を拒否したニコンを提訴

名古屋市在住の韓国人写真家、安世鴻(アン・セホン)さん(41)=写真=が、カメラメーカー「ニコン」と写真展示施設の使用契約を締結したにもかかわらず、旧日本軍の従軍慰安婦をテーマにした写真展の開催を拒否された問題で、同社に対し損害賠償と謝罪広告を求める訴訟を起こした、と共同通信が25日報じた。

共同通信によると、安さんは昨年12月、従軍慰安婦をテーマにした写真展を開くため、ニコンが運営する写真展示施設2カ所の使用契約を締結したが、同社は今年5月、写真展の中止を通告した。安さんは裁判所への仮処分申請を経て、東京では6月から7月にかけ写真展を開催したが、同社はPR活動への協力を拒否した。また同社は9月に大阪で予定されていた写真展の開催も拒否した。

安さんは東京地裁に提出した訴状で「(ニコン側の介入により)表現行為を十分に行うことができず、写真家としての社会的な評価が著しく低下するとともに、人格権を侵害された」と訴え、ニコン側に対し約1300万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めた。安さんは今月26日から来月9日まで、『重重-中国に残された朝鮮人慰安婦写真展』を開催する予定だ。安さんは、中国に居住する旧日本軍の元慰安婦たちをテーマにした写真展を、日本を中心とする世界の主要国で開催してきた。

東京=車学峰(チャ・ハクポン)特派員

2012/10/07

外国人活動家に利用される写真家とフェミニスト

韓国の政治運動は常に日本人に助けられている

アン・セホンは韓国挺身隊研究所の関係者だから、普通の写真家より政治色が強い。あまり安易に表現の自由を絡めるのはどうかと思う。例えば嫌韓をテーマにした写真展をニコンサロンが拒否しても、石丸次郎は「悪法もまた法なり」を貫くのだろうか?

韓国の慰安婦支援団体は「女性の人権」を旗印にすることで、日本人女性を味方に引きこんだし、アン・セホンは「表現の自由」を訴えることで日本の同業者を味方につけた

こういう日本人は、外国の政治運動に巧く利用されているのではないか。

石丸は、例えば朝鮮戦争の慰安婦や、キム・グラ騒動についてアンと話し合ったことはあるのだろうか?赤旗の記事を見ても分かるように、(石丸は知るまいが)アンはダブルスタンダードを使っている。



元慰安婦写真展の中止巡りニコンに抗議

9月に大阪・梅田のニコンサロンで開催予定だった元日本軍「慰安婦」の写真展が中止になった問題で、企画者の韓国人写真家、安世鴻(アンセホン)さん(41)が5日、大阪市役所で会見し、会場使用を認めなかったニコンに謝罪と再発防止を求めた。その後、同サロンを訪れて抗議文を提出した。

東京のニコンサロンでの写真展も一時中止されたが、使用を認めるよう命じた東京地裁の仮処分決定を受けて6~7月に開催。だがその際も「過度の警備で観客の人権を侵害し、監視などで妨害した」と主張。「世界的メーカーが表現の自由を抑圧し、人々を失望させている」と訴え、近く損害賠償を求めて東京地裁に提訴すると話した。

写真家ら87人も連名で抗議声明を出した。呼びかけ人代表で会見に同席したジャーナリスト石丸次郎さん(50)は「強圧的な抗議を受けてイベントを中止したり自主規制したりする流れが続いている。この風潮を止めなければ」と話した。

朝日 2012.10.6

「今後また戦争が起これば新しい『慰安婦』制度が生まれるのではないか」と日本人に憂慮して見せるアン・セホンは、自国(韓国)にもまた慰安婦がいたという事実には触れない。

「慰安婦」写真展大阪で

ニコンに抗議こめ開催

多くの人に知ってほしい

戦後、旧日本軍によって中国に置き去りにされた朝鮮人「慰安婦」の写真展が11日から16日まで、大阪市中央区のギャラリーで開かれます。

韓国人写真家・安世鴻(アン・セホン)さん(41)が2001~05年にかけて中国各地で12人のハルモニ(おばあさん)を取材し、そのなかから約40点を展示する予定です。

同写真展は、6月に東京、9月に大阪のニコンサロンで開催することが決まっていましたが、ニコンサロン側は一部の抗議をうけて「政治活動の一環だ」と開催を中止。安さんが会場使用を認める仮処分を裁判所に申し立て、裁判所が「政治性をもっていたとしてもニコンサロンの使用規定にある『写真文化の向上』という目的にもあっている」と判断したことを受け、東京会場では予定通り開催されました。しかし大阪のサロンでの開催は中止にしたままのため、大阪での写真展は抗議の意をこめて開くものです。

安さんは5日、大阪市役所内で記者会見し、「こういう女性たちがいたということを多くの人に知ってほしい。それを認識しないと今後また戦争が起これば新しい『慰安婦』制度が生まれるのではないか。そうなってはならないと思っています」と述べました。ニコンに対しては近く、損害賠償請求訴訟を起こすといいます。

会見後、「慰安婦」の「強制連行の証拠がない」とする橋下徹市長あてに写真展への招待状を届けました。

会場は、大阪市中央区の「****ギャラリー」(地下鉄「心斎橋」駅徒歩1分、*****が入っているビル)。午前11時~午後7時(最終日は午後5時まで)。問い合わせは080(****)2425(「重重プロジェクト」)まで。

赤旗 2012.10.6


表現の自由となると揺るがせにできない日本人カメラマンたち(カメラマン宇田有三のツイート)。

他にも女性の人権と聞けば黙っていられない日本のフェミニストたち、和解や友好と言えば馳せ参じてくれる良心的日本人。アピールの仕方さえ間違えなければ(天皇批判などはタブー)、日本で協力者を得るのは容易く、活動も簡単である。日本人はこれが一方的な愛であっても気にしない。これは北朝鮮と韓国の関係にも言えることかもしれない。

2012/09/08

ニコン アン・セホン(慰安婦)写真展再度拒否


中止されかかった東京での写真展は裁判所の決定を受け開催にこぎ着けたアンであったが、ニコンサロン側は大阪での新たな写真展の開催は拒否。公式回答を受け、アンはこのような談話を発表している。

前回の新宿ニコンサロンでの写真展の後、
ニコン側に大阪ニコンサロンにて正常な写真展をとり行うよう、
何度も要求してきましたが、ニコンは公式的な回答を避け続け、
今日9月6日回答が来ました。
その内容は、大阪での写真展は既に中止された状態であり、
利用をさせないとし、謝罪、補償などの要求に対しても、
受け入れられないというものでした。
ニコンの表現の自由を侵す行為を自ら反省し、
正しい決定を下すことを望んだけれども、
回答を今日まで引き延ばすなど終始一貫、
誠意なき行動を続けてきました。
これに対し、本裁判を通して
ニコンが写真展を中止しようとする本当の理由を明かし、
公式的な謝罪、表現の自由が侵される事態の再発防止、
損害賠償を求める予定です。
また、早急に大阪での会場を準備し、緊急開催する予定です。


一連の騒動の中で、アンの元には海外の写真家たちからも支援が寄せられた。一番大きな支援集団は写真家を中心にした日本人たちだったろう。アンの写真展は本国でも注目され、韓国で開催した写真展には韓国女性家族部(省)の長官まで観賞に訪れた。現在杉並で開催されている写真展も盛況の様子。

写真展を潰そうとした日本人の行為も非難されるべきだが、アンも自分の行為がニコン側が嫌がる政治性を帯びていることを認め、ニコンサロンでの写真展はもう諦めるべきではないか?

アンの支援者である日本人写真家たちは、表現の自由の為に非常に熱心に活動していたが、同じ頃韓国ではキム・グラというタレントが慰安婦を売春婦と同列に扱ったとして社会的に叩かれ活動自粛に追い込まれていたのである(最近復帰がかなった)。これについてアンが何も言わないのは何故か、彼の日本人支援者たちに聞いてみたが、答えはなかった。

水曜デモで「報告」するアン
ニコンサロン側は政治活動を拒否の理由に上げている


綿井健陽など多くの日本人同業者がアンを応援しているが
アンのダブルスタンダードには目をつぶっている?


2012/07/12

ニコンは全世界の写真家に謝罪せよ-- アン・セホン



「全世界の写真家に公開謝罪せよ!」本当にアン・セホン(安世鴻)はそこまで言ったのだろうか?

原文はハングルで書かれているから、日本の支援者(報道写真家から、政治運動家まで)が書いたものではなさそうだが。

自分は写真展が抗議で中止に追い込まれたことには一貫して批判的である。一番責められるべきは圧力に屈したニコンサロンである。政治活動を理由に途中で拒絶するぐらいなら、ニコンサロンは最初から規約に禁止事項として書いておくべきだ。もっとも、アンの写真展のサブタイトルは「第二次大戦中の日本による軍用性奴隷制度(Military Sexual Slavery by Japan During the Secound World War)」というおどろおどろしいもの。わざわざ日本に来て、このようなタイトルで展示会を開くというのは、なかなか挑発的である。

国民の知る権利を侵害したというのも理解に苦しむ。彼は日本人ではない。ニコンに対し補償を要求しているが、注目されたお陰で展覧会は大盛況だったらしい。

とにかく、この文面からはいい印象は受けない。日本のナショナリスト(実態はよくあるネットの炎上騒動ではなかったのか?)が展示会を一時中止に追い込み、アンとその支援者たちが慰安婦問題=「反日ナショナリズムの象徴(大沼保昭)」を掲げてニコンに謝罪を要求している。板挟みになったニコンはいい面の皮である(アンは世界中から同情を集めた)。ニコン側の弁護士を不道徳な人間と呼び、ニコンが観客の人権を侵害したとまで言う。世界に例のない出来事だなどと、イラク戦争を取材した綿井健陽(アンの支援者の一人)はどんな気持ちで、こんな法螺話を聞いているのだろうか。

ソウルの日本大使館に突っ込んだトラック
日本の右翼を非難する韓国メディアだが、これは右翼ではないらしい

脅迫に負けて表現の自由を放棄することは許されない。多くの日本人はそう考えているだろう。日本の新聞もアンの側を支持している。そこで逆に提案。日本大使館に車で突っ込んだテロリストを非難する声明を出すべきではないか?容疑者は元慰安婦を侮辱(貞操を踏みにじる)した「日本人に懲らしめるためにした」と言ってる。日本の言論の自由に守られて、アンは写真展を開催できたのである。自分の国の言論の自由にも一言あっていいだろう。

2012年7月9日
株式会社ニコン
取締役社長兼社長執行役員 木村眞琴 様

抗議文

「重重‐中国に残された朝鮮人元日本軍「慰安婦」の女性たち」安世鴻写真展に対する貴社ニコンの不当な一方的中止通告と写真展妨害などの行動に抗議します。

写真展の準備及び進行において、この写真展に協力する写真家たちを無視した処置と展示進行の妨害に対する全てのニコンの行動は「写真文化向上」というにニコンの理念に反する行動であり、写真家と写真愛好家に大きな失望を与えた。

ニコンは裁判所の3度にわたる施設使用の「仮処分」の結果に従うのであるという理由と、施設の管理権限でもっていつでも写真展を中止する事が出来ると威嚇した

また、自ら選んだ審査員によって決定された写真展を中止・妨害する逸脱行為は、全世界を見ても探すことのできないものであり、写真家に過大な損害を残した。

仮処分手続きの進行と展示進行においてもニコンは不道徳な弁護士を雇い、写真展を妨げ写真家と観客の人権を侵害した。写真展の準備段階からニコンは弁護士をサロン内に常駐させ、写真家安世鴻の一挙一動を監視し、誰に会いどんな話をするのか、撮影・録音を行っていた。

さらには、安世鴻のサロン外の行動にまで干渉し、他者との会話を横で監視するなど、深刻な人権侵害を行った。また、老若男女を問わず全ての来場者に対し、鞄の中をチェックするなどの行為は深刻な人権侵害である。

ニコンは写真展開催初日から今日まで、報道関係者のサロン内での写真、ビデオ撮影を禁止するなど、取材活動を妨害し、国民の知る権利をも侵害した。また、安世鴻自身によるギャラリー内の写真撮影を禁じるなど、不可解な行動を行った。

写真展が行われている新宿エルタワービル内部で、この写真展を知らせる告知を掲示せず、ホームページでも通常の案内表記がなされないまま、写真展来場希望者に混乱を引き起こした。

写真展の基本となるパンフレットの配置において、その数と種類を制限し販売と配布を禁止するなど鑑賞者たちの知る権利と写真家に深刻な損害を与えた。

このような一連の一方的姿勢、対話拒否は一連の混乱と問題を引き起こし、写真家とその家族、周関係者の人々に多大な精神的被害と物質的被害を与え続けている。

ニコンはこれに対する責任をとり、反省すべきであり、以下の内容を履行する事を要求する。

1. ニコンは、安世鴻写真展開催に対する自らの説明・対応の過ちを認め、全世界の写真家たちに公開謝罪すること。

2. ニコンは、「表現の自由」を抑圧する行為を中止し、ニコンサロンで行われる写真展に対して同じような対応・行為をしないことを約束すること。

3. ニコンは、安世鴻の大阪アンコール写真展(9月13日~19日)が予定通り行われるよう積極的に協力すること。

4. ニコンは、一方的な写真展取り中止通告と妨害により生じた精神的、物理的被害を安世鴻に対して補償すること。

ニコンは、上記の項目を実践するとともに、「写真文化の向上」に向けて、誠実な対応をすることを望む。

2012.7.9.
安世鴻

2012/07/09

[メモ] 写真家アン・セホン ニコンに謝罪要求


アン・セホンが前にしているのは、ニコン側の弁護士か?

「慰安婦」写真展:閉幕 写真家がニコンに抗議文

写真展会場を運営するニコンが中止しようとした東京都新宿区での個展「重重 中国に残された朝鮮人元日本軍『慰安婦』の女性たち」は9日、14日間の会期を終え閉幕した。出品者の韓国人写真家、安世鴻(アン・セホン)さん(41)によると、入場者はのべ約8000人。安さんらは同日、会期中の対応をめぐる抗議文をニコン側に提出した。

抗議文は、会場内での撮影や取材活動を規制するなど、ニコンが国民の知る権利を侵害したとして、謝罪を求めている。同社広報・IR部は「まだ内容を見ていない」という。

同展は、ニコンが開催告知後に「政治活動の一環と判明した」と中止を通告。安さん側が東京地裁に申請した仮処分が認められ、当初予定通り開催された。

毎日新聞 2012.7.9

写真展:「慰安婦」テーマ、中止覆し開幕 問われる「表現の自由」

「慰安婦」のテーマをめぐり、会場運営側が写真家に中止を通告していた写真展は26日、東京都新宿区の新宿ニコンサロンで、当初の予定通り始まった(7月9日まで)。名古屋市在住の韓国人写真家、安世鴻(アンセホン)さん(41)の個展「重重 中国に残された朝鮮人元日本軍『慰安婦』の女性たち」。初日には開催に抗議する団体の怒号も飛び交い、改めて「表現の自由」が問われた。

出品写真は、モノクロ37点。大戦当時、日本軍の慰安婦だったという女性たちの現在を収める。自宅や畑にたたずむ姿、曲がった背中や深く刻まれた顔のしわ−−。つらそうにゆがんだ表情や、裕福ではない暮らしが伝わる写真もあるが、全体としては感情を抑制した作品になっている。被写体や撮影地の説明は掲示せず、見る側に多くを委ねる展示構成だ。安さんは「70年間、精神的・肉体的に苦しんできた女性たちの悲しみを考えてほしい」と話す。

会場を運営するニコンは公募形式を採っており、作家らが提出した写真を運営委員が選考、個展開催の可否を決める。今回は開催を告知した後に中止を通告するという異例の展開に。安さんは中止決定を無効とする仮処分を東京地裁に申請し、今月22日に認められた。ニコンは異議を申し立てたが決定を受け入れ、同展は開幕した。

ニコンは審理の場で、この写真展を「政治活動」とし、文化向上を目的とするサロンの趣旨に合わないと主張。また、同展開催への抗議が中止決定のきっかけであることを認めた。

会期初日には会場周辺で複数の団体が日の丸を掲げ、「従軍慰安婦は存在しない」などと演説。警備員がセキュリティーチェックを行うなど場内も物々しい雰囲気に包まれ、安さんに詰め寄ろうとする人もいた。近年、いわゆる「ネット右翼」による一部外国製品の不買呼びかけなど、企業への圧力が強まっている。文化活動を支える企業には、「表現の自由」を守る強固な姿勢が求められる。【手塚さや香】

毎日新聞 2012.6.28

写真展:「慰安婦」巡る展覧会、ニコンが中止決定 作家は「理由の説明を」

名古屋市在住の韓国人写真家、安世鴻さん(41)が新宿ニコンサロン(東京都新宿区)で26日〜7月9日に予定していた写真展「重重 中国に残された朝鮮人元日本軍『慰安婦』の女性たち」が、会場を運営するニコンの判断で中止されることになった。ニコンは「中止の理由は『諸般の事情』以上でも以下でもない」とし、安さんらは経緯の説明と展覧会の開催を求めて法的措置も検討している。

新宿や銀座、大阪にあるニコンサロンの展覧会は、ドキュメンタリー写真を中心にした質の高い展示で知られる。応募作の中から運営委員が選抜し、ニコンが決定する方式だ。運営委員は写真家や評論家ら5人。委員会を隔月で開催し、展示予定の写真50枚程度を見て多数決で選んでおり、競争率は10倍を超えるという。委員会では安さんの作品について、疑問の声は上がらなかった。委員によると、開催が決定した展覧会の中止は異例という。

安さんには5月22日にニコンから電話で中止の連絡があった。「理由の説明もない中止決定は納得できない」として翌日、説明を求める書面を送付したが、電話と同じ内容の回答しか得られなかった。安さんとともに展覧会を準備してきた市民グループ「重重プロジェクト」のメンバーは「国内で考え方の分かれる『慰安婦』というテーマについて、表現の機会が奪われた。ニコンからは説明もなく、理解できない」と話す。

毎日新聞 2012.6.4

2012/07/08

ネット右翼のお陰?慰安婦写真展大盛況


写真家であるアン・セホン(安世鴻)を運動家というのは正しくないだろうが(この部分撤回。詳しくは続報を)、「慰安婦の問題は日本と韓国だけの問題ではない。性の問題は世界の戦場で今もある。歴史的な反省と評価がなければ過ちは繰り返される」・・・は、運動家の決まり文句。なぜ50年も前の話を?これは日韓の問題では?と深入りすることを渋る人達を、たぶん国連の人権委員会などで、説得するのに使われた理屈だろう。

これは現代の問題でもある。同じ過ちが繰り返されることを防止する為にも、日本に謝罪と反省を求める必要がある・・・と。

しかし、慰安婦システムのようなシステムについて、反省の意を表したのは世界で日本だけである。

安の祖国である韓国は、まったく同じシステムを運用していたにも関わらず反省もしていなければ、日本政府のように「被害女性」に補償もしていない。そのことに口をつぐんでいる点は、東京新聞の佐藤記者も指摘するべきだった。安もまた、加害国日本と被害者韓国人という構図で慰安婦問題を見ている一人なのだろう。

実は朴裕河も指摘するように、彼女たちを「慰安婦にした」のは、実は韓国(朝鮮人)である可能性が高いのである。

中止騒動の「慰安婦写真展」 来場者、12日間で7000人

展示内容が政治活動に当たるとして、会場の新宿・ニコンサロンがいったん開催中止を決めた、韓国人写真家安世鴻(アンセホン)さん(41)=名古屋市在住=の写真展「重重-中国に残された朝鮮人元日本軍『慰安婦』の女性たち」は、開始から十二日目を迎えた七日、来場者が七千人に達した。会場入り口ではセキュリティーチェックがあり、主催者ですら内部撮影も禁止。物々しさは続いているが、安さんは手応えを感じている。

毎日、来場者の列ができる。年代は多彩。「慰安婦がいたことは報道などで知っていたが、写真を見て実感した」などと感想を残していく人も多い。

会場に並んだ四十点のモノクロ写真は日本軍の慰安婦とされ、戦後も中国各地に残された朝鮮人女性の今を扱う。深いしわを刻んだ顔、涙をためた目…。二〇〇一年から五年間、十二人の女性のもとに通った安さんは「高齢になった女性たちは慰安婦とされた怒りで死ぬに死ねない。自分で語れない代わりに、僕が歴史の真実として伝えなくてはと思った」と話す。

写真展開催をめぐっては困難が続いた。ニコン側から直前に中止を通告され、安さんは会場使用の仮処分を申請。東京地裁がこれを認めて実現した。安さんとニコン側の双方が、インターネットなどで批判されているという。

安さんは言う。「慰安婦の問題は日本と韓国だけの問題ではない。性の問題は世界の戦場で今もある。歴史的な反省と評価がなければ過ちは繰り返される」。入場無料で九日まで。 (佐藤直子)

東京新聞 2012.7.8

2012/06/25

朝日新聞は史実にこだわらない



命令が無くとも「空気」の中で自殺すれば「強制死」
朝日にとって、細川ガラシャの死も「強制死」か?

「論争が続いている」と言いながら、朝日新聞は一方の言い分しか取り上げない。文科省が何をした地元の人が何と言っている、ばかりで自分の考えは明かさない。自分の「社説」は「歴史を学べる場を残せ」ぐらい。説明板の内容が史実かどうかについて言質も取らせないくせに、「地元の声」を利用して読者を印象操作しようとしている。

32軍壕の説明板から慰安婦の記述を削除させたのが、地元沖縄の仲井真知事であったことすら、社説には触れられていない。知事は、「証言が二つ違うものがある中で、県が責任を持たなければならない」から説明板に記載するのは「適切ではない」と言っていたはずである。イデオロギーを優先して史実の検証をなおざりにして来たのは、朝日新聞の方である。

慰安婦の強制連行は事実だったのか、そもそも壕には慰安婦がいたのか、沖縄の住民は本当に軍によって自決を強制されたのか、朝日新聞は「地元の声」の後ろに隠れていないで、明確に「社説」を表明すべきである。

県の旧平和祈念資料館の設立理念を記した文には、住民「自ら命を絶ち」という記述があった。だが、2000年に開いた現在の平和祈念資料館では論議の末に「自ら命を絶たされ」に直した。館内の説明も「強制による集団死」に改めた。

「散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ」と詠んで死んだ細川ガラシャを、日本語では「強制による死」とは言わない。こういう議論のやり方を強弁と言う。

安良城さんは講義で旧日本軍の史料を使う。例えば1945年6月15日の「鹿山文書」は旧日本軍による住民虐殺が起きた久米島で、海軍通信隊長が出した文書だ。米軍の投降勧告ビラを持っている者は「敵のスパイとみなして銃殺する」とある。

「強制の空気」を醸成した当時の朝日新聞の記事も、よい史料になることだろう。ぜひ沖縄国際大学に提供されたい。

米軍基地問題では仲井真知事を引用する朝日だが
知事が慰安婦記述は不適切とした事には触れない

以下、今日の朝日新聞の社説。

沖縄慰霊の日―戦争の史実にこだわる

歴史を伝える。そのために残すべき言葉をめぐり、沖縄で論争が続いている。

沖縄県が那覇市の首里城公園内に設けた説明板のことだ。

ここには、沖縄戦でこの地域の旧陸軍を指揮した第32軍司令部壕(ごう)があった。

説明文の原案は、県から委嘱された大学教員らの検討委員会がまとめたが、原案にあった壕内にいた「慰安婦」や、壕周辺であった「日本軍による住民虐殺」の言葉が、県によって削除された。安全を理由に、今後、壕を埋めることもあるという。

検討委員会の委員を務めた村上有慶さんは「説明板を一度撤去し、文案を練り直してほしい」と批判している。

大切な戦争遺跡だ。豊見城(とみぐすく)市にある旧海軍司令部壕のように歴史を学べる場所になるよう整備し、保存するべきだ。

折しも、米軍の新型輸送機オスプレイの配備を拒む県民の闘争が島ぐるみになりつつある。

そんな状況の下で、6月23日の沖縄慰霊の日を迎えた。

平和を希求する県民の心は、歴史を大切にする思いと重なっている。

沖縄戦をめぐっては、旧文部省や文部科学省が高校日本史の教科書検定で、日本兵による住民虐殺の記述の削除を求めたり、集団死への「日本軍の強制」を消させたりした。

そうした動きに、沖縄国際大学で国際平和学を教える安良城(あらしろ)米子さんは、教科書執筆者が証拠となる史料に基づいて、沖縄戦の本質を記すべきだという。

安良城さんは講義で旧日本軍の史料を使う。例えば1945年6月15日の「鹿山文書」は旧日本軍による住民虐殺が起きた久米島で、海軍通信隊長が出した文書だ。米軍の投降勧告ビラを持っている者は「敵のスパイとみなして銃殺する」とある。

住民の証言を裏づける史料といえる。沖縄戦で軍は住民を守らなかった。「それどころか、日本軍の軍事作戦で住民が直接に日本軍に殺害されたり、死に追い込まれたりしたことを学生は学ぶ」という。そして安良城さんは、「集団自決」という言葉にも慎重に、と求める。

県の旧平和祈念資料館の設立理念を記した文には、住民「自ら命を絶ち」という記述があった。だが、2000年に開いた現在の平和祈念資料館では論議の末に「自ら命を絶たされ」に直した。館内の説明も「強制による集団死」に改めた

「集団自決」という言葉には国に殉じたものとして賛美し、強制された死を隠す意図があると、地元の人は感じている。

朝日新聞 2012.6.25

県によって(削除された)→村上さんは(批判している)→文科省が(削除した)→安良城さんは(と求める)→平和祈念資料館では(表記を改めた)→地元の人は(感じている)

・・・朝日新聞の「社説」はどこにあるのだ?

2012/06/09

朝日英字版は「ネット右翼」を晒すよりする事があるはず(ニコン騒動)



90年代のなりふり構わぬ「慰安婦強制連行」キャンペーンの代償があまりにも大きかったからか、朝日新聞は酒に呑まれて失態を演じた翌朝のサラリーマンのようになっている。その分、毎日新聞の記者が個人的に頑張っているが、90年代以降の騒動を覚えている上司に手綱を握られているようで、現場で記者の愚痴を聞くこともある。

ただ盲点は朝日・毎日の英字版である。日本人読者のチェックが少ない為か、本紙では見られないような内容が発信されていたりする。特に問題なのは、共同通信と毎日新聞(毎日デイリーニュース)のコラボである。毎日新聞は、共同通信の配信記事を掲載しているだけだが、これは確信犯ではないのか?

コリア・ヘラルドやコリア・タイムズといった韓国系の英字紙、あるいは中央日報や聯合ニュースの英字版が、韓国版の「正しい歴史認識」を世界に向けて喧伝する中、日本の新聞はお行儀よく沈黙。だから、不毛なプロパガンダ合戦には発展しないが、ネットを検索しても韓国メディアの一方的な報道しか出て来ない。自然事情に疎い欧米メディアの論調も自然に一方的になる。

そのようなハンデのある状況下で、しばしば朝日や毎日新聞の英字版(と共同通信)は、運動家の主張などを殆ど注釈をつけずに垂れ流している。これが、ただでさえ情報に偏りがある中で、国際的な偏見を更に助長しているような気がする。

下の朝日新聞の英字版の記事は、外国人(?)スタッフライターが書いたもので、朝日新聞の社説ではない。韓国人カメラマンの慰安婦写真展が抗議を受けて中止に追い込まれた件を報じている。確かにこれは、言論の自由の観点から非難されてしかるべき事件である(ニコンが写真展を中止させた理由は定かではないが、明確な説明がない中では、圧力に屈したと取られても仕方ないだろう)。

しかしそうであっても、そして記事に嘘が書かれているわけでもないにしても、朝日新聞が自分たちが創り上げた慰安婦強制連行伝説を訂正することもなく、こういったニュースだけを報じているから日本がますます悪者にされていくのだろう。

ニコンサロンの慰安婦写真展中止の報道を見て直ぐにこれは逆宣伝に使われるなと思ったが、その真意はともかく朝日新聞と毎日新聞の英字版がこれを報じ、CNNもパリセイズパークの慰安婦の碑騒動と絡めて報じている。CNNのコメント欄は日本批判一色である。アメリカ在留の日本人はさぞかし肩身の狭い思いをしていることだろう。

朝日新聞は、まずは自分たちが慰安婦騒動の中で果たした役割を謝罪し、英字で説明すべきである。でないと、こういうニュースだけ読んでいると、日本って救いようもなく悪質な国に思えてくる。そんなことの知ったことではない、と朝日新聞は開き直るのだろうか?

Photo exhibition of 'comfort women' canceled after protests

Nikon Corp. officials canceled a photo exhibition of former "comfort women" in Tokyo but denied the decision was the result of angry protests that spread from the Internet to the camera manufacturer.

"While it is a fact that we received several phone calls protesting the holding of the photo exhibition, the cancellation was decided on after comprehensively considering various circumstances,” a Nikon official told The Asahi Shimbun. “We cannot comment on the specific contents of the protests nor on the number we received."

The photos of the Korean women, who were abandoned in China after the end of World War II, were taken by Ahn Se-hong, a South Korean who lives in Nagoya.

An organizing committee that includes Ahn, 41, planned to hold the exhibition at the Shinjuku Nikon Salon in Tokyo between June 26 and July 9. A committee in charge of operating the salon consisting of photographers and other individuals initially approved the project after an application was submitted last December.

But Ahn was told on May 22 by a Nikon official that the exhibition had been scrapped. The photographer is now demanding answers.

"We cannot accept the cancellation because we have not yet received a convincing explanation from Nikon," Ahn said.

Ahn quoted the Nikon official as saying, "I cannot say what the reason is, but we want to go to Nagoya to apologize to you."

The photo exhibition would have featured about 40 photos taken by Ahn since 2001 in various parts of China. The 12 women he met were forced to provide sexual services for Imperial Japanese Army troops during World War II and were abandoned in China after the war ended.(安によって2001年から中国各地で撮られた40枚ほどの写真が写真展の呼び物であった。彼が会った12人の女性は第2次世界大戦の際、帝国日本陸軍兵士に性的サービスを提供することを強制され、戦争が終わった後、中国に捨てられた

Of the 12, seven have since died.

Ahn held a talk on the photos in Nagoya on May 19, apparently without incident.

But from around May 21, postings about the exhibition became more frequent on Internet bulletin boards. One posting described the exhibition as propaganda by a foreign nation, while another said it was an act of betrayal that would only serve to falsify history.(5月21日辺りから写真展についてのネット掲示板の投稿がもっと多くなった。ある投稿は、写真展を外国のプロパガンダだと表現し、ある投稿は歴史歪曲に繋がる売国行為だと述べた

Other postings called for sending the protests to Nikon.

By HWANG CHUL/ Staff Writer


もちろん毎日新聞と共同通信の英字版コンビもこのニュースを見逃さなかった。
説明しようとしないニコン側も悪いが、予備知識のない外国人の読者の為に、慰安婦問題についてなぜ一部の日本人が反発しているのか、説明を補足するぐらいのことは出来るはずである。ネット右翼の感情的な書き込みを紹介するばかりでなく。

Nikon axes comfort women photo exhibition
TOKYO (Kyodo) -- Nikon Corp. cancelled a photo exhibition on "comfort women" forced into wartime sex slavery by the Japanese military after a string of messages protesting it were posted on Internet bulletin boards, the company and the organizers said Thursday.

A South Korean photographer, An Se Hong, 41, planned to display 38 photos of former comfort women from Korea who had been left behind in China after the war, at Nikon's exhibition hall in Tokyo from June 26 to July 9.

But Nikon on Tuesday told An, who lives in Nagoya, it has decided to ax the event, without giving specific reasons, and that its officials hope to visit An to apologize.

Some of the bulletin board messages read, "A boycott of Nikon products should be organized" and "Let's make protesting phone calls to Nikon in chorus to make it give up the treacherous act."(掲示板の一部のコメントは、「ニコン商品のボイコットを組織しよう」「ニコンに一斉に電凸して、裏切り行為を止めさせよう」というものだった

While admitting the company has faced several protests, a Nikon official said, "All we can say about the cancellation is we have reached the conclusion by examining various factors comprehensively."

One of the organizers said, "We cannot accept the one-sided cancellation."

In a meeting with Japan's Prime Minister Yoshihiko Noda earlier this month, South Korean President Lee Myung Bak indicated he expects Japan to deal with the issue of compensation for the comfort women. Noda responded, "I would like to think seriously (about the issue) with you."

The Mainichi 2012.5.24

参考:産経新聞

元慰安婦の写真展中止 ネットに批判投稿相次ぎ「売国行為やめさせよう」 

東京で6月から開催予定の元従軍慰安婦をテーマにした写真展について、会場運営元のニコンが突然、中止を決めたことが24日分かった。インターネット掲示板には「ニコンに不買運動をすべきだ」「抗議電話をして売国行為をやめさせよう」などと開催を批判する投稿が相次いでいた。

ニコンは実際に抗議が複数あったとしつつ「中止理由は諸般の事情を総合的に判断して決めたとしかいえない」と説明。主催者は「一方的に中止を通告され、納得できない」と話している。写真展は名古屋市在住の韓国人カメラマン安世鴻さん(41)が企画。安さん側によると、戦後に中国に取り残された朝鮮人元従軍慰安婦を撮影した38点の展示を昨年12月、ニコンに申し込み、今年6月26日~7月9日に東京都新宿区の「新宿ニコンサロン」を使用する予定だった。しかし今月22日に突然「理由は言えないが中止になった。おわびにうかがいたい」と通告されたという。

産経 2012.5.24