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2013/11/03

慰安婦問題で日韓首脳の関係がおかしく (野田前首相)

慰安婦騒動を作り出している人々は、日韓共通の敵である

韓国の歴代政権が反日を利用してきたことを認めつつ、自分はそういうことはしたくないと語ったイ・ミョンバク大統領。本心だったのだろうが、そんな彼を追い込んだのが、慰安婦問題、もう少し具体的に言えば、8月の憲法裁判所判断。慰安婦問題に関する野田の対応がそっけなさ過ぎたという分析もあるが(田原総一朗?)、慰安婦騒動がいかに両国関係を損なってきたか今さらながら痛感させられる。

時代の証言者 民主党 野田佳彦 16

日韓関係急激に悪化

<2011年10月、野田首相は最初の外遊先として韓国を訪問し韓国重視の姿勢を示したが、12月の日韓首脳会談で李明博大統領は、いわゆる元従軍慰安婦問題の解決を求めてきた。野田氏は応じず、12年8月、李氏の竹島上陸と天皇謝罪要求の発言で、日韓関係は急激に悪化した>

僕は日韓のEPA(経済連携協定)を進めたいと思っていました。もう一つはGSOMIA(軍事情報包括保護協定)、ACSA(物品役務相互提供協定)。経済協力だけでなく、安全保障協力も前に進めたいと思っていました。

大統領の任期を考えると早い時期、李明博さんが安定している時にやらなければいけないと思って、韓国訪問を急ぎ、最初の訪問地をあえて韓国にしたのです。

その際のファーストコンタクト(最初の接触)は非常にいいムードでした。李明博さんは韓米FTA(自由貿易協定)締結について、国内世論は大変だけれども国益を考えたらやるしかないんだ、悔いはないときっぱりと言っていました。先輩リーダーとして、非常に尊敬できるなと、この時は思いました。

もう一つ彼が言ったのは、歴代の韓国の大統領は任期後半になると、「反日」を使いながら支持率を上げようとする繰り返しだった。私はそういうことはしたくないということでした。

その直後の12月、京都(での日韓首脳会談)から慰安婦問題でおかしくなりました。(韓国政府の対応を違憲とした)憲法裁判所の判決が(8月にあったことが)大きかったのでしょう。10月(の会談時に)は、まだ最初だから抑えていたのでしょうね。外務省ルートも1往復くらいのやりとりはあるだろうと言っていましたが、(首脳会談の)時間の大半を慰安婦問題でくるとは思いませんでした。

こちらは1965年に(日韓請求権協定によって)法的には完全に決着しているという立場につきました。(韓国側が)ソウルの在韓日本大使館の前に(慰安婦を象徴する)少女の像のようなものを設置したので、それを撤去するように言ったところ、相手はより感情的になってしまいました。

(李氏の)竹島上陸はちょうど(社会保障・税) 一体改革法案が参院で成立した8月10日だったのを覚えています。スキャンダルなどがあって、どんどん(政権)支持率が下降していた時だったので、いよいよ支持率との関係で反日的な動きをやったのだろうと思いました。しかも天皇陛下の訪韓の話まで言い出しました。私から(竹島上陸や天皇謝罪要求発言などに遺憾の意を伝える)親書を出したら、受け取らないで返ってきた。どうしてこんなに常軌を逸したことが続くのかと思いました。

その後、国際会議で立ち話をした時、(李氏は)「天皇に対する発言はあんな意味ではない」とか、いろいろ言っていました。後ろめたさを感じながら、どうやって距離感を縮めようかという感じがありました。

読売 2013.10.29 12面


2012/12/02

正しい歴史認識を持てば日本は尊敬される 李明博


運動家たちがよく使うフレーズである。日本が世界から尊敬される国になる為に・・・大きなお世話である。韓国が世界から尊敬される国になる為にも正しい歴史認識を持つべきだと、そのままこの言葉を返してやればいい。

本音を言えば、韓国の運動家たちは日本が尊敬されることなど望んでいないのだろう。いかに日本の評判に泥を塗るか、キム・ドンソクなどはハッキリそう公言している

竹島上陸「当然」 慰安婦問題「反省を」と李大統領

韓国の李明博大統領は2日までに共同通信など世界の主要通信社6社と会見し、日韓関係が急速に悪化する引き金になった8月の島根県・竹島(韓国名・独島)上陸について「韓国領土視察の一環であり、国民はこれを当然のことと考えている」と述べた。

また旧日本軍の従軍慰安婦問題などの歴史問題に関し「日本が国際社会で尊敬される国になるため、正しい歴史認識を持ち、誤った歴史に心からの反省と省察をすることを期待する」とした。

来年2月に任期切れを迎える李大統領は、誰が次期大統領になっても日本への姿勢は変わらないと述べ、次期政権も領土と歴史問題で日本に譲歩することはないとの認識を示した。

竹島上陸後、李大統領が日本メディアの質問に直接答えたのは初めて。一部書面で回答した。(共同)

産経 2012.12.2

追記(2013.2.15): 退任間際のイ・ミョンバク大統領。竹島上陸は、日本の右傾化にブレーキをかける為にやったのだそうだ。

竹島上陸「日本右傾化にブレーキかけるため」 韓国の李大統領

韓国の李明博大統領は、日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)に昨年8月に上陸したのは、日本の右傾化に「誰かがブレーキをかけねばならないと考えた」ためだったと述べた。韓国紙、東亜日報が15日、大統領との会見内容として報じた。

天皇陛下訪韓の条件として謝罪を要求したことについては「実際よりも誇張されて伝えられた」とし、発言は大枠では問題なかったとの認識を示した。

24日に退任する李氏は最近、政権の「成果」を誇示する発言を続けている。政治的影響力は既にないが、次期政権下での日韓関係に配慮しないまま退任することに批判も出そうだ。

李氏は「なぜ韓国の(歴代)大統領は一度も独島に行かなかったのか、疑問を持っていた」とも述べた。朴槿恵次期大統領に上陸の圧力がかかる可能性もある。(共同)

産経 2013.2.15

2012/11/09

インドネシアで韓国大統領慰安婦問題言及


イ・ミョンバク大統領に対する自分の評価は甘かったと、最近反省している。

慰安婦問題、日本の反省求める インドネシアで韓国大統領 世論形成狙いか

韓国の李明博大統領は8日、インドネシア・バリ島で開かれた国際会議「バリ民主主義フォーラム」で基調演説し「第2次大戦中の(旧日本軍の)従軍慰安婦被害者に対する人権じゅうりんについて、当事国の率直な反省を求める」と述べた。聯合ニュースが報じた。

 名指しはしていないものの、事実上、日本に対して慰安婦問題での対応を迫った形。韓国と同様に元慰安婦の女性がいるインドネシアで同問題に言及することで、日本の対応を求める国際的な世論形成を図る狙いもあるとみられる。

 李大統領は「北東アジアの歴史問題について、人類普遍の価値に立脚し、正しい歴史認識を基に解決策を探らなければならない」と強調した。(共同)

産経 2012.11.8

2012/09/16

韓国、国連総会で慰安婦問題提起へ


今度の国連総会に関しては、非政府組織主導ながら、こんな動き←もある。つまり、官民の連携プレーで日本軍性奴隷問題を国際的な問題にしようとしているらしい。


政府、国連総会で「慰安婦問題」提起…領土問題は適切に対応

政府が来る18日開幕する第67回国連総会で日本軍慰安婦問題を公式提起する方針だ。

外交部当局者は16日「国連総会で日本軍慰安婦問題を提起する予定」としつつ、ただし「どんな席で誰が提起するのかは最終決定されなかった」と明かした。

わが政府代表団を率いることになるキム・ソンファン外交通商部長官は来る28日国連総会で基調演説をする予定だ。

政府はまた、日本が国連総会で領土問題を取り上げ論じる場合、適切に対応する方針だ。

この当局者は「国連総会演説は両者(二国間?)の問題を明らかに取り上げて論じる場ではないだけに、日本が国連総会でどのように出てくるかを見ながら、どうすることが最も有利なのか総合的に検討して対応する予定だ」と明かした。

野田佳彦日本総理は24日、ニューヨークを訪問して国連総会演説で独島(竹島)と尖閣(中国名釣魚島)問題を狙って「領土問題に対する法の支配」を強調することにしたと共同通信が報じた。 国家元首が国連総会演説で領土問題を言及するのは異例なことだ。

特に、野田総理が国連総会演説で領土問題を取り上げ論じる場合、中国側の激しい反発も予想される。(以下略)

(1)NOCUT news 2012.9.16

日本語のソースも追加。・・・普遍的問題だと思うなら、自分のことを棚に上げるのはオカシイのではないか?

国連総会での歴史問題提起 韓国政府が検討

【ソウル聯合ニュース】18日(日本時間19日)に開幕する国連総会で、韓国政府が旧日本軍の従軍慰安婦問題をはじめとする歴史問題を包括的に提起することを検討していることが16日、分かった。

韓国政府高官は同日、「慰安婦問題は普遍的人権問題で、国連で取り上げないわけにはいかないだろう。国連総会や第3委員会などを通じて包括的な方式で取り上げる可能性が高い」と述べた。

別の高官も「独島問題と慰安婦問題は東アジアの歴史問題と関連がある」とした上で、国連総会で歴史問題を包括的に提起する可能性を示した。

韓国政府はまた、国連総会で日本が独島をはじめとする領土問題に触れた場合に備え、対応策も検討している。

韓国政府関係者は「日本が韓国領土の独島について取り上げた場合は必ず対応すべきだ」と話している。 

韓国政府代表団を率いる外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官は28日に国連総会で演説する予定だ。演説の内容はまだ確定していないが、いかなる形であれ過去の歴史問題に言及する可能性が高いとの見方が出ている。

韓国政府が国連総会でどのように問題提起するかは、金長官に先立って行われる日本の野田佳彦首相の演説内容を考慮し決まるとみられる。日本のメディアの報道によると、野田首相は領土問題に「法の支配」にのっとり対処する重要性を訴える方針だ。


参考までに、今月4日の中央日報の記事も追加しておく。「慰安婦問題は国際社会が認めている戦時中の女性人権問題であるため、国際舞台で日本を圧迫する方針」・・・国際社会が認めている、人権問題だから、国連の場で日本を糾弾する。日本叩きを正当化する為の方便に聞こえなくもない。

独島問題沈静化か 慰安婦問題は先行き不透明

【ソウル聯合ニュース】独島の領有権をめぐる韓国と日本の外交摩擦は表面的に沈静化しているが、旧日本軍の従軍慰安婦問題は解決の見通しが立っていない。

松原仁国家公安委員長は3日の参院決算委員会で、慰安婦の強制連行を認めた「河野談話」の見直しについて、「わが国の誇りのかかった重要な問題」と指摘。「早期にかつ適切に実施する方向で考えている」と述べ、談話の見直しを内閣に提起する意向を示した。

韓国政府は慰安婦問題の責任を回避しようとする日本側の動きに強く反発してきた。先月29日には外交通商部の報道官が声明を出し、「時代の流れに逆らう行為だ」と批判した。その上で、「歴史に目をつぶる国に未来はない」とし、被害者の傷を癒すための解決策を一刻も早く講じるよう求めた。

韓国政府当局者らは松原氏の発言について、両国関係を悪化させるものと受け止め、不快感を示している。発言に対する具体的な対応も検討しているという。

韓国は、慰安婦問題は国際社会が認めている戦時中の女性人権問題であるため、国際舞台で日本を圧迫する方針だ。18日から開催される国連総会の場では慰安婦問題を取り上げる。

独島問題については、7日に始まる独島防衛訓練まで特別な対応はしない可能性が高い。今回は海兵隊の上陸訓練を行わないことにしている。先月31日、韓国と日本でそれぞれ行われた高官会談で、日本側が訓練の中止を要求したことに配慮した措置との見方が出ている。


日本のメディアからの報道も追加。18日のNHKニュースウェブより。これは、野田首相が演説で竹島問題に触れたら、李明博も慰安婦問題に言及するという意味なのか?この問題が外交カードに利用されているのは明らかなようである。

国連演説で慰安婦問題言及を検討

島根県の竹島を巡って日本と韓国の関係が悪化するなか、韓国のキム・ソンファン外交通商相が、初めて国連総会での演説で、いわゆる従軍慰安婦の問題を取り上げることを検討していることが分かり、日韓の対立がさらに深まることも予想されます。

韓国のイ・ミョンバク大統領は、先月、竹島への上陸に踏み切った背景には、日本がいわゆる従軍慰安婦の問題はすでに解決済みだとして新たな対応をとらないことへの不満があったことを明らかにしています。
こうしたなか、韓国政府の高官は18日から始まる国連総会の人権問題を扱う委員会で、去年に続いて慰安婦の問題を取り上げることを明らかにしました。
さらに、キム・ソンファン外交通商相が、今月28日に予定されている国連総会での演説で、初めて、この問題を取り上げることを検討しているということです。
キム外交通商相は、実際に取り上げるかどうかは、国連総会で先に予定されている野田総理大臣の演説内容を確認したうえで、最終的に決めるとしています。
韓国政府としては、慰安婦の問題を巡って日本の対応が十分でないという主張を国際社会に広くアピールする構えですが、各国の首脳が集まる国連総会の場で日本を糾弾するような演説が行われれば、イ・ミョンバク大統領の竹島上陸が引き起こした日韓の対立がさらに深まることも予想されます。

NHK 2012.9.18

※1
정부, 유엔 총회서 '위안부 문제' 제기…영토 문제는 적절히 대응

정부가 오는 18일 개막하는 제 67차 유엔총회에서 일본군 위안부 문제를 공식 제기할 방침이다.

외교부 당국자는 16일 "유엔 총회에서 일본군 위안부 문제를 제기할 예정"이라며 다만 "어떤 자리에서 누가 제기할 것인지는 최종 결정되지 않았다"고 밝혔다.

우리 정부 대표단을 이끌게 될 김성환 외교통상부 장관은 오는 28일 유엔총회에서 기조연설을 할 예정이다.

정부는 또 일본이 유엔 총회에서 영토 문제를 거론할 경우 적절히 대응할 방침이다.

이 당국자는 "유엔 총회 연설은 양자 이슈를 명시적으로 거론하는 장은 아닌 만큼 일본이 유엔 총회에서 어떻게 나오는지를 보면서, 어떻게 하는 것이 가장 유리한 것인 지 종합적으로 검토해서 대응할 예정"이라고 밝혔다.

노다 요시히코(野田佳彦) 일본 총리는 오는 24일 뉴욕을 방문해 유엔 총회 연설에서 독도와 센카쿠(중국명 댜오위다오) 문제를 겨냥해 '영토 문제에 대한 법의 지배'를 강조하기로 했다고 교도통신이 보도했다. 국가 수반이 유엔 총회 연설에서 영토 문제를 언급하는 이례적인 일이다.

특히, 노다 총리가 유엔 총회 연설에서 영토문제를 거론할 경우 중국측의 거센 반발도 예상된다.

중국은 일본의 댜오위다오 국유화 조치에 반발해 댜오위다오 영해기선(육지나 섬의 해안선을 왜곡없이 완만하게 만든 기선)을 선포했으며 연일 극심한 반일 시위가 계속되고 있다.

중국은 최근 일본의 국유화 조치에 반발해 댜오위다오 관련 해도를 유엔에 제출하기도 했다.

2012/09/14

大阪市議会、良識派日本人の梯子外す。「慰安婦問題は解決済み」

8月24日に「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」が河野談話を否定した橋下大阪市長に対し、大阪市議会が2010年に慰安婦問題解決に関する意見書を採択したなどと公開質問書を突きつけてから半月も経たない今月の7日、同じ大阪市議会が慰安婦問題は解決済みという意見書を採択したと韓国メディアが報じている。大阪(関西)に強力な支持基盤を持つ良心派日本人は梯子を外された格好である。

東北アジア歴史財団の南相九(ナム・サング)は橋下妄言の影響としているが、イ・ミョンバク大統領の妄動が大元だろう。

大阪市議会が独島・慰安婦問題で意見書採択

【ソウル聯合ニュース】大阪市議会が、旧日本軍の従軍慰安婦問題が「完全かつ最終的に解決されている」とし、韓国に強硬な対応を取るよう日本政府に求める意見書を今月7日に採択したことが分かった。

同市議会は意見書で、先月15日の光復節(日本植民地からの解放記念日)の演説で、李明博(イ・ミョンバク)大統領が従軍慰安婦問題に言及し、日本の責任ある措置を求めたことについて、「そもそも1965年の日韓基本条約において、諸問題は『完全かつ最終的に解決』されている」と主張した

同市議会は2010年10月13日に、従軍慰安婦問題の早期解決を求める意見書を採択している。2年前とは立場を180度変えたことになる。

また、この意見書で同市議会は日本政府が、「対韓融和路線をとり続けていることにより、韓国の行動は歯止めが効かなくなっている」と主張し、日本政府に強硬な対応を求めている。

李大統領の天皇への謝罪要求発言については「極めて礼を失するものであり、到底容認できない」と非難した。

また、李大統領の独島訪問は、「不法上陸」だと規定し、両国の信頼関係を根本から覆すものだとしている。独島問題の重要性に鑑み、「国際司法裁判所(ICJ)提訴にとどまらず、日韓通貨協定更新の見直しなど、対韓外交の総合的見直しを進めるよう強く要望する」と主張した。

韓国の専門家は、同市議会の意見書は日本の極右保守の風潮が、一部政治家に限らず日本社会全体に広がっていることを示すものだと懸念を示した。

東北アジア歴史財団の南相九(ナム・サング)博士は、1965年の韓日基本条約において従軍慰安婦問題は解決済みという主張はこれまでも日本国内の一部にあったが、「市議会で意見書が採択されたのは今回が初めて」と話した。橋下徹大阪市長の従軍慰安婦の強制性を否定した妄言が、影響したのではないかと分析した。

2007年米議会が従軍慰安婦の強制動員に関し、日本政府に公式謝罪することを求めた決議案が採択された。これをきっかけに、日本の地方自治体では今までに30件余り、従軍慰安婦問題解決を促す意見書が採択された。

一方、韓国政府は慰安婦問題の責任を回避しようとする日本側の動きに強く反発している。先月29日には外交通商部の報道官が声明を出し、「時代の流れに逆らう行為だ」と批判した。その上で、「歴史に目をつぶる国に未来はない」とし、被害者の傷を癒すための解決策を一刻も早く講じるよう求めた。

また、慰安婦問題は国際社会が認めている戦時中の女性人権問題であるため、国際舞台で日本を圧迫する方針だ。18日から開催される国連総会の場では慰安婦問題を取り上げる。

2012/08/22

橋下発言 中央日報のすり替え

これは日本の強制連行派の学者や、朝日新聞、社会党が散々やってきたことでもある。それにしても文字だと伝わり難いニュアンスもある代わりに、曲解や矛盾がよく分かる。橋下大阪市長が慰安婦の強制連行を否定する発言をしたということで、中央日報が噛み付いているのだが・・・

「日本軍が慰安婦を連行したという証拠はない」とし、日本軍慰安婦制度の強制性を否定する発言をした。

こんな短い文章でも、前後が繋がっていないことは誰にでも分かる。前半では、市長が「軍が(強制)連行したという証拠はない」と発言したと言っているのに、後半では「強制性を否定」したと言っている。ようするに、前半と後半は別の話なのである。

橋下市長が否定している強制連行とは、こういう話↓である。

現在韓国で放映中のドラマ「ガクシタル」より

中央日報の言う「強制性を認めた『河野談話』」もこのような↑状況は認めていない。「『河野談話』の意味を縮小することを望む日本右翼の主張」ではなく、橋下は、河野談話の解釈としては正しいこと言ったのであり、河野談話を拡大解釈している韓国側の方が問題なのである。

橋下大阪市長「慰安婦、強制連行の証拠ない」

橋下徹大阪市長が「日本軍が慰安婦を連行したという証拠はない」とし、日本軍慰安婦制度の強制性を否定する発言をした。

21日の日本メディアによると、橋下市長はこの日、李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島(ドクト、日本名・竹島)上陸に対する立場を尋ねる記者団の質問に対し、「従軍慰安婦という課題が(独島問題の)根」とし「「慰安婦が(日本)軍に暴行、脅迫を受けて連れてこられたという証拠はない。そういうものがあったのなら、韓国にも(証拠を)出してもらいたい」と述べた。

また「慰安婦制度は今から考えると倫理的に問題のある制度なのかもしれない」とし「韓国の言い分を全部否定しているわけではない」と述べた。

橋下市長のこの日の発言は、過去に慰安婦募集の強制性を認めた「河野談話」の意味を縮小することを望む日本右翼の主張を繰り返したもので、波紋が予想される。


ただし、こういう情報操作をやられることが分かり切っているところに、安易に「強制連行はなかった」などと発言する政治家は評価できない。事情に疎い欧米のメディアに"Comfort women denier(慰安婦否定論者)"と売り込まれるのがオチである。

読売新聞の記事を読んでも(読売は慰安婦の強制連行を否定する立場)、橋下が何を言いたかったのか普通の人には分からないだろう。日本の政治家は、なぜこうも誤解されるような、揚げ足を取られるようなことを言うのだろう?

追記: 中央日報(日本語版)は翌日の記事でも、「『慰安婦強制動員の証拠出すべき』橋下市長が妄言」というタイトルをつけながら、本文では「慰安婦制度の強制性を否定」したとか、「慰安婦連行の強制性を認めた『河野談話』」とか、懸命に言い繕っている。

挙句の果てに、日本の右翼は「制度自体には強制性」はなかったと主張しているが、韓国政府は「日本政府が河野談話を通じすでに強制性を認めたものと考えている」ので、妄言にはいちいち対応しないと結んでいる。

「慰安婦強制動員の証拠出すべき」橋下大阪市長が妄言

大阪市の橋下徹市長が、日本軍慰安婦制度の強制性を否定する発言をした。共同通信は21日、橋下市長がこの日李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島(ドクト、日本名・竹島)訪問に対する取材陣の質問に答えながら「慰安婦が軍に暴行、脅迫を受けて連れてこられた証拠はない。あるなら韓国にも出してもらいたい」と話したと報道した。橋下市長は、「慰安婦制度は今から考えると倫理的に問題のある制度なのかもしれない」とし、韓国政府の主張を全て否定するものではないと付け加えた。

だが、こうした発言は慰安婦連行の強制性を認めた「河野談話」を正面から否定する日本右翼の主張を繰り返したものだ。1993年8月に当時の河野洋平官房長官は、「慰安所は軍当局の要請で設置され、軍が慰安所の設置管理と慰安婦の移送に直接的・間接的に関与した。慰安婦の募集は甘言や強圧など本人の意思に反した場合が多く、官憲などが直接加担したこともあった」という内容の談話を発表し日本政府の介入を認めた。だが、日本の右翼は「日本軍が慰安婦を暴行・脅迫した」という内容は含まれなかったとし、制度自体に強制性はないと主張してきた。 橋下市長のこの日の発言に対し、外交通商部のチョ・テヨン報道官は定例会見で、「われわれは日本政府が河野談話を通じすでに強制性を認めたものと考えている。直接的な立場表明はしない」と話した。政府や内閣の一員でない限り政治家の妄言にいちいち対応しないという意味だ。

弁護士出身の橋下市長は極右的な指向と独断的なスタイルで、「橋下」と「ファシズム」を合わせた「ハシズム」や「ハシスト」というニックネームを得ている。日本では次期首相候補として議論されるほど人気を得ている。


追記: ウォールストリート・ジャーナルにも橋下の発言が引用されたが、これを見ると、やはり海外の人には理解されないだろうなと思う。橋下は日本の記者にはこの後いろいろと補足説明しているが、外国に伝えられるときは「軍隊(人)が暴力を使って連行した証拠がないと主張した」としか伝えられない。必然的に、戦地での軍人による性暴力(軍規違反)のケース(スマラン事件など)を持ち出されるだろう。それについて、細かく釈明するチャンスは橋下にはないのである。

やはり、政治家には「強制連行」「強制性」という左翼用語を避けて説明する知恵がいる。



※読売新聞

橋下市長、慰安婦の強制連行「証拠ない」

大阪市の橋下徹市長は21日、いわゆる従軍慰安婦問題について、「慰安婦という人たちが軍に暴行、脅迫を受けて連れてこられたという証拠はない。もしそういうものがあったというなら、韓国の皆さんにも出してもらいたい」と述べ、旧日本軍や官憲による「強制連行」はなかったとの認識を示した。

大阪市役所で記者団の質問に答えた。

橋下氏の発言は、「資料の中に、強制連行を直接示す記述は見当たらない」とする政府の見解を踏まえたものだ。ただ、慰安婦問題の解決を主張する韓国側に論争を提起する姿勢を示したことで、韓国政府の反発を招く可能性もある。

橋下氏は、李明博韓国大統領の竹島訪問の強行について、「従軍慰安婦という課題が根っこにある。領土問題の前提として、従軍慰安婦について強制の事実があったかどうかを、韓国ときちんと議論すべきだ」と強調した。
読売新聞 2012.8.21

2012/08/12

イ・ミョンバクは、朝日新聞にキレていいと思う


朝日新聞の社説のタイトルは、「竹島への訪問―大統領の分別なき行い」。だが、2chでは「良好だった両国関係は従軍慰安婦問題でおかしくなった」と副題がつけ加えられている。朝日新聞はサラリと流しているが、竹島問題と並び、慰安婦問題も日韓関係に大きな悪影響を及ぼしている。それは、先月韓国人のナショナリストが日本大使館に車で突っ込んだ件でも明らかだろう。

「日本との関係を危うくしたことは、責任ある政治家の行動としては、驚くほかない」とイ・ミョンバク大統領に苦言を呈する朝日新聞だが、当然と言うべきか、お前が言うなと突っ込まれている(2ch)。

共同通信によれば、「従軍慰安婦問題を提起したのに、日本はまだ心からの謝罪表明をしていない。残念だ」と述べたと言われるイ・ミョンバク。しかし、彼は持ち出したくて慰安婦問題を持ち出したわけではないだろう。先日のニコ生の西岡力によると、韓国憲法裁判所の判断の根拠は、反日傾向の強かったノ・ムヒョン政権が慰安婦問題で日本政府を追及していくという方針を決定したにも関わらず、イ・ミョンバク政権がそれを怠っているというのが理由であるという。それに韓国の世論が悪ノリしたので、政権末期の李としては、ポピュリズムに走らざるを得なくなったようである。

「分別なき行い」「事態を沈静化させる責任」・・・イ・ミョンバクは、朝日新聞にキレていいと思う。

竹島への訪問―大統領の分別なき行い

韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が、竹島を訪れた。日韓がともに領有権を主張している島だ。

これまで韓国の首相が訪れたことはあったが、大統領の訪問は初めてのことだ。

自ら「最も近い友邦」と呼んだ日本との関係を危うくしたことは、責任ある政治家の行動としては、驚くほかない

日本政府は強く抗議して、駐韓大使を呼び戻す。日韓の関係が冷えこむのは避けられない。

事態を沈静化させる責任は、まず大統領にある。もともと経済界出身の実務家で、08年の就任直後から「未来志向の韓日関係」を掲げていたはずだ。

両国関係は、竹島問題がくすぶりながらも良好だった。それがこの1年あまりで、急速におかしくなった。元従軍慰安婦の問題がきっかけだ。

韓国の憲法裁判所の決定を受けた昨年末の首脳会談で、李大統領は慰安婦問題を取り上げ、野田首相に解決をせまった。

これに対し首相は「法的に決着ずみ」との立場を伝え、ソウルの日本大使館前に立つ慰安婦記念像の撤去を要求した。

だが今回、大統領の背中を押したのは、こうした懸案というよりも、本人の足元の問題ではなかったか。

来年2月の任期切れを前に、大統領周辺では実兄や側近の逮捕が相次いだ。経済格差の広がりへの不満も強く、政権はすでに力を失っている。

15日の光復節を前に領土への強い姿勢を示す狙いだろうが、韓国民が一時的に沸きたっても、暮らしのプラスになるものではない。もはや、政権の浮揚にもつながるまい。逆に、竹島の領有権問題に決着がついていないことを国際社会に印象づけることにもなろう。

内政が手づまりの時、為政者が国民の目を外にそらそうとすることは歴史に何度も見られた。ナショナリズムをかきたてる領土問題は、格好の材料だ。

だが、そうした紛争のもとを絶つことこそ、指導者の最大の責務である。李大統領は、あるべき姿から正反対に動いたと言わざるをえない。

近隣諸国との懸案を一向に解決できない日本政治の弱さも、放っておけない。どの政党も、これを政局の材料にすることなく、冷静にこの問題にあたるべきである。

東京で韓国のポップスターの公演に数万の日本人が集い、ソウルの繁華街では地元の店員が日本語で観光客を迎える。市民レベルの交流は空前の活況だ。

それを政治が後戻りさせることは、許されない

朝日新聞 2012.8.11

参考までに日テレNEWS24から。朝日新聞は、日韓の両リーダーを袋小路に追い込んだようだ。

竹島訪問の背景に慰安婦問題~韓国メディア

日本が領有権を主張している竹島(韓国名=独島)に、韓国・李明博大統領が10日、上陸した。韓国の大統領としては初の訪問。韓国メディアは「日韓関係の冷却化が予想される」としながらも、李大統領の竹島訪問の背景には、従軍慰安婦問題などで進展が見られず、野田政権への不満が強まっていることがあると報じている。

日テレNEWS24 2012.8.11


2012/08/10

イ・ミョンバク 「日本は心からの謝罪してない。残念」

常識人のイ・ミョンバクとしては、こんな事を言うのは、本当は不本意なのではないか?

【韓国大統領竹島訪問】
訪問終了、空路ソウルへ「日本は慰安婦で心から謝罪なし」

韓国メディアによると、李明博大統領は10日午後(日本時間同)、日韓両国が領有権を主張し韓国が実効支配する島根県の竹島(韓国名・独島)の訪問を終え、同島を離れた。空路ソウルへ向かっている。同日中に記者会見する見通し。

玄葉光一郎外相は10日午後、李大統領の竹島訪問に抗議するため、武藤正敏駐韓国大使を同日中に帰国するよう指示した。事実上の「召還」とみられる。日韓関係がさらに緊張するのは不可避だ。

李大統領は同日、竹島訪問の前に立ち寄った韓国・鬱陵島で住民と昼食を取った席上、「わが国の領土は守らねばならない」と強調。さらに「従軍慰安婦問題を提起したのに、日本はまだ心からの謝罪表明をしていない。残念だ」と述べ、日本の対応を批判した。(共同)

産経新聞 2012.8.10

2012/04/07

韓国メディアが黒田記者の反論を珍しく紹介

黒田勝弘の雑誌記事を巡り、挺対協が彼を訴えると息巻いていたというニュースに関連して、黒田側の説明。「珍しく筆者(黒田)の話が正確に紹介されていた」というだけで、韓国人の中にも冷静な人がいるのだとホッとしてしまうのは、ちょっと甘いだろうか?

なお、改めて思うが、慰安婦支援者の中には、本人が自覚しているかどうかは別にして、あからさまに売春婦を差別している人が少なくない。

この東亜日報の記事はチェックしていないかった・・・。

韓国紙 黒田勝弘氏の慰安婦未解決「韓国のせい」正確に紹介

産経新聞ソウル駐在特別記者の黒田勝弘氏は、従軍慰安婦問題等の現地リポートを行っているが、この度、韓国紙から取材を受けたという。以下、黒田氏のレポートだ。
* * *
先日(3月2日)朝、顔を洗っているとケイタイに電話がかかってきた。夕刊紙「文化日報」の女性記者で、朝刊紙の「東亜日報」が社説で筆者を非難していて、その件で電話インタビューしたいと言う。

この社説は「日本は慰安婦問題で協議に応じろ」と題し、最近、また外交問題として蒸し返されている慰安婦問題で日本を非難したものだった。

ところが社説の半分は「サンケイ新聞のクロダ記者が日本の保守右翼雑誌(『WiLL』)4月号に“慰安婦を国民代表にする国”というタイトルで慰安婦をおとしめる記事を書いている」として筆者を名指しで非難する内容だった。

雑誌が発売されてから1週間は経っているので不思議に思ったが、実は前日の3月1日に「朝鮮日報」(ネット版)などいくつかのメディアが「妄言製造機クロダがまた妄言」などと筆者を非難する報道をしていたからだ。

雑誌の記事は、筆者が本誌などでこれまで紹介してきた慰安婦問題に関する最近の韓国の動きをまとめ、論評したものだった。

その骨子は、韓国では今や元慰安婦たちはまるで“抗日独立有功者”のような扱いで聖域化され、誰も手が付けられない問題として解決を難しくしているというものだった。

その証拠として、日本大使館前の慰安婦記念像は無許可でも当局は撤去できないし、元慰安婦は亡くなるとすべての新聞に顔写真付きで必ず死亡記事が出るし、ソウル市長と市民代表による大晦日の“除夜の鐘”にも招かれている……などと紹介した。

ただ雑誌がどういうわけか表紙で「売春婦を国民代表にする国」としたため、これがいっそうの刺激となって「冒瀆(ぼうとく)」「妄言」と非難された。

しかし筆者は彼女らを「売春婦」と書いたことは一度もない。問題解決を妨げているのは彼女らではなく、彼女らを反日に利用し国民をマインドコントロールしてきた支援団体とマスコミだと思っているからだ。

で、クロダ非難がなぜこの日だったかというと、3月1日が「独立運動記念日」で、李明博大統領が記念演説であらためて日本非難を語り、元慰安婦たち(約60人)に慰労の手紙を送っていたからだ。

元慰安婦の一人一人に大統領自ら手紙を伝達するなどというのは初めてで、このことも慰安婦問題の“聖域化”を物語っている。しかもこの手紙は昨年末の日韓首脳会談(京都)で「最初から最後までこの(慰安婦)問題を述べた」ことを誇り、これは「前例の無い、外交慣例にもはずれることだった」と自任している。

李大統領は慰安婦問題を「いかなる外交懸案よりも至急である」とも言っているが、ここにきて彼がなぜ慰安婦問題にそれほど感情的に入れ込むにいたったのか、謎めく。

実利外交が看板の経済大統領が、任期わずかとなり突然、反日・民族主義あるいは篤実なクリスチャンとして博愛・人道主義に目覚めたか?

あの朝、「文化日報」の記者には30分以上にわたって慰安婦問題の経緯と筆者の考えを懇切に説明してあげた。

その結果、紙面には「慰安婦問題がまだ解決しないのは韓国のせい/日本は補償金を準備し謝罪するも韓国受け入れず」という見出しで、珍しく筆者の話が正確に紹介されていた。李大統領は日本に謝罪を要求しているが、日本は首相の手紙をはじめすでに謝罪を繰り返してきたこと、問題解決は韓国の支援団体の反日強硬論でチャンスを逃したことなども出ていた。

そして外交問題には100%の勝利はない、51対49くらいの差でおさめるものという話も紹介していた。大統領の外交音痴に比べると、この記者がはるかにまともである。

ポスト・セブン(SAPIO 2012年4月25日号)

2012/03/01

「日本は永遠に問題解決の機会を逃す」 イ・ミョンバク大統領



昨年からの一連の流れの上での大統領の発言であるのだが、任期切れを前にした韓国の大統領とはここまで追い詰められるものなのか。

「日本は問題解決の機会を永遠に逃す」とイ・ミョンバク韓国大統領。一年半ほど前になるが、フィリピンのアキノ大統領がこのように言っていたことを彼は知っているのだろうか?曰く、「日比賠償協定と賠償金が、全ての(戦争被害の)賠償について面倒を見るべきものであった点は理解している。したがって、1950年代中に(慰安婦に対して)充分な対処が出来なかった責任がフ ィリピン政府にあるとすれば、それを正すことが我々(フィリピン政府)の役目だと思う」。

元従軍慰安婦問題 日本に李明博大統領 早期解決と謝罪要求

【ソウル=加藤達也】韓国の李(イ)明(ミョン)博(バク)大統領は1日、日本統治下の朝鮮半島で起きた反日抗議運動「3・1独立運動」を記念する式典で演説し、元慰安婦への賠償請求権問題について「すぐに解決しなければならない人道的問題だ」と述べ、日本政府に早期解決に向けた努力を促した。

李大統領が、8月15日(光復節)と並んで日本統治からの解放を祝う3・1独立運動の記念演説で、この問題に言及したのは初めて。元慰安婦の高齢化に触れて「このまま世を去ったら日本は問題解決の機会を永遠に逃す」と主張した。

一方、韓国大統領府は1日、大統領が元慰安婦に手紙を送ったことを明らかにし、内容を公表した。大統領は「日本政府が皆さん(元慰安婦)に謝罪することが、他のどの日韓間の外交懸案よりも急がれるべきだ」と記し、韓国政府として日本に謝罪を要求していく姿勢を強調した。李大統領が慰安婦問題で日本に謝罪を求める考えを示したのも就任以来初めて。

就任以来、慰安婦問題に言及しなかった李大統領だが、政権末期に入り所得格差拡大や政府高官の相次ぐ不正発覚などにより、政権の求心力低下は著しい。今回の言及は、世論の支持をつなぎ止めようとしたもので、今後も日本への謝罪要求を続けるとみられる。

しかし、日本側は「解決済み」と応じない姿勢を取っており、韓国側が世論対策から慰安婦問題に踏み込むことは、任期内の日韓関係修復を断念したことを意味する

産経 2012.3. 

産経と共同は、イ・ミョンバク大統領が日韓関係を諦めたという認識で一致。

韓国大統領、慰安婦で謝罪要求 就任以来初

【ソウル共同】韓国の李明博大統領は1日、旧日本軍の元従軍慰安婦の女性らに手紙を送り、日本が女性らへ謝罪することが「韓日間の他の懸案よりも至急の問題だ」と述べ、両国間の最優先課題だとの認識を示した。韓国大統領府が明らかにした。同問題で大統領が日本に謝罪を求める考えを示したのは、2008年の就任以来初めて。

李大統領は昨年12月の野田佳彦首相との首脳会談で慰安婦問題の「優先的な解決」や「誠意ある措置」を求めていた。こうした要求は世論の支持をつなぎ留める目的が強く、来年2月に政権の任期が切れるまで続ける可能性が高い。任期内の日韓関係の修復は難しくなった

47ニュース(共同) 2012.3.1

従軍慰安婦問題:韓国大統領が演説で初の言及

【ソウル西脇真一】韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は1日、日本の植民地支配に対する「3・1独立運動」93周年の記念式典で演説し旧日本軍の従軍慰安婦問題について「慰安婦問題だけはさまざまな懸案のうちでも至急終わらせなければならない人道的問題だ」と強く訴えた。08年に李大統領が就任後、演説で元慰安婦問題に具体的に言及するのは初めて。

李大統領は演説で「両国が緊密に協力していくためには歴史の真実から目を背けない勇気と知恵が必要だ」と訴えた。

毎日 2012.3.1

韓国大統領、慰安婦問題の解決求める

日韓で懸案となっている従軍慰安婦問題について、韓国のイ・ミョンバク大統領は日本の植民地支配に対する独立運動の記念演説で初めて言及し、日本政府に対し改めて解決を求めました。

「慰安婦問題だけは、いろいろな懸案の中でも早く終えなければならない人道的問題だ」(韓国 イ・ミョンバク大統領)

イ・ミョンバク大統領は、日本の植民地時代に起きた独立運動の記念式典でこう述べて、従軍慰安婦問題の早期解決を改めて迫りました。また、この日にあわせて、元慰安婦の女性らに「この問題が日韓の間で最も緊急な懸案であり、解決のため最善を尽くす」と記した書簡を送ったということです。

日韓関係については、「多様な利益を共有し未来を一緒に開くべきパートナー」とも述べていますが、大統領に就任後、こうした記念演説で慰安婦問題に言及したのは初めてです。

TBS 2012.3.1

それを受けて日本政府は、今後も何かできるか検討したいと・・・。リップサービスだと信じたい。それにしても、産経も毎日もTBSも従軍慰安婦という言葉を使うんだなぁ。

「未来志向で協力を」 官房長官、韓国大統領の慰安婦発言で

韓国の李明博大統領が元「慰安婦」への賠償請求権問題の早期解決を求めたことに関し、藤村修官房長官は1日の記者会見で「日韓関係には時折難しい問題が起こるが、未来志向の考えの下、関係全体に悪影響を及ぼさないよう大局的見地から協力することが必要だ」と述べ、冷静に対応する考えを示した。

藤村氏は、日本が解決済みの賠償請求権とは別に、「アジア女性基金」などを通じて支援に取り組んできたと強調した上で、「今後も何ができるか知恵を絞り、検討を進めるという姿勢だ」と語った。

産経 2012.3.1

慰安婦たちは大統領から手紙とプレゼントをもらったようである。

[...]李大統領は大統領府秘書官等を通じて、この日慰安婦ハルモニたちに激励の手紙と贈り物(蜂蜜と栄養クリーム)を渡した。李大統領は手紙で「3・1節をむかえ特にご高齢の皆様を思い起こし手紙を差し上げます」として「政府は今後も皆さんに深い関心を持って最善を尽くす」と明らかにした。

ハンギョレ 2012.3.1

2012/01/07

天木直人:戦後体制の再構築の時



(元)外交官で慰安婦問題を論じている人の多くは、その職業柄中立的で、いわゆる日本の保守層には物足りないだろう。それでも、天木のような極論(?)にはあまりお目にかかれない。この人の場合は一貫してこのスタンスである。

韓国のいかなる指導者もこの問題で譲歩することは出来ず、決して国内向けのポーズだけではない、と天木は言う。そうだろうか?元々イ・ミョンバク大統領はこの問題を避けて来たのである。任期末を迎え、世論に煽られ持ち出さざるを得なくなったと多くの人は考えているし、自分もそう思う。

天木直人は慰安婦問題が「戦後体制をすべて原点にもどって作り直さなければならない時期が来た事を我々に教えてくれている」と言い、それは「まったなし」だと強調する。そして日韓基本条約を見直す他ないと言う。戦後体制云々の話なら、サンフランシコ条約の方が遥か重要だろうし、慰安婦問題は力を持ちすぎた韓国の慰安婦支援団体(挺対協)が韓国の国政を歪めている国内問題であって、沖縄の基地問題に比べれば小さな問題である(そういう意味では、基地問題も日本の国内問題である)。もっとも、天木直人はこの一年前に「日米同盟を根本的に見直す時期が来ているということだ」などと言ってもいたが・・・。

「慰安婦問題が如何に重要な問題であるか。それは誰もわかっている」・・・。この問題がそれほど大層な問題だと思っている人は少ないだろう。だからこそ、天木も最初に「これから書くことをはたしてどれだけの読者が正しく理解することだろうか」などと弱気な事を言わざるをえないのだろう。慰安婦騒動は韓国政府も持て余しているのである。天木が駐韓大使であったら、韓国政府はそうとう迷惑したはずである。

※ 日韓基本条約を見直したところで、慰安婦の内の大きな部分を占めていた日本人慰安婦にはまったく関係ない。そんな事でどうして「慰安婦問題」が解決したと言えるのか?解決するとすれば、「慰安婦騒動」である(「外交問題としての慰安婦問題」は沈静化するかもしれないが)。


慰安婦問題が迫る我が国の戦後体制の総決算 

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これから書くことをはたしてどれだけの読者が正しく理解すること
だろうか。

それでも私は書きとどめておきたい。

日韓首脳会談は想定されていた通りだった。

「慰安婦問題の賠償問題を解決しない政府は憲法違反だ」と憲法裁判所
から判決を受けた李明博大統領が慰安婦問題の解決を日本に強く迫った
のは当然だ。

これは来年の選挙を控えた国内向けの政治的ポーズだけではない

韓国のいかなる指導者もこの問題で譲歩することはできない

韓国にリベラル政権が出来れば、この問題はより大きな問題として取り
あげられるだろう。

これに対して野田首相が「解決済みだ」という従来の日本政府の答弁を
繰り返したのも想定通りだ。

官僚に主導され、政治家としての信念が微塵も感じられない野田首相
にはこれ以外の対応はない。

官僚からは局面を打開する政策は生まれてこない。その官僚に従うだけ
の野田首相から出てくるあらゆる政策は不毛だ。

不毛なのは野田首相の対応ぶりだけではない。

慰安婦問題が以如何に重要な問題であるか。それは誰もがわかっている
にもかかわらず、日韓首脳会談を報じるメディアも解説者も、その解決策
について何も語らない。語れない。ただ、難しい問題だと繰り返すばかり
である。

どうすればいいのか。

これがこのメルマガの趣旨である。

実はこの慰安婦問題は、戦後体制をすべて原点にもどって作り直さな
ければならない時期が来た事を我々に教えてくれているのだ。

戦後体制の再構築をわれわれ国民の手によって成し遂げなければなら
ない時が待ったなしで来たということだ。

1965年の日韓基本条約を見直すのだ。その過程の中でこそ慰安婦
問題は真の解決ができる。それ以外の解決はない。

そして慰安婦問題は、同時にまた沖縄問題でもあるのだ。

沖縄問題の真の解決は1951年の日米安保条約を見直す事によって
はじめて可能なのである。それ以外の解決はない。

そして、福島原発事故問題に象徴される野田民主党政権の行き詰まり
こそ日本の政治が戦後総決算を迫られていることを見事に象徴している。

慰安婦問題で野田首相が李明博大統領と向かい合っているちょうど
その時、枝野、細野、平野という野田民主党政権の重要閣僚がガン首を
そろえて福島県の首長らと向かい合っていた。

そして無能をさらけ出していた。

もはやこの国の諸問題は戦後体制でつくられた統治機構では何一つ解決
できないのだ。

歴史認識の確立。日米同盟からの自立。官から民、中央から地方への
権限移譲。

すなわち戦後体制の見直しを始める時が、まったなしに来ているという
ことだ。

野田首相の言葉だけの姿は、何も決断できない、行動を起こさない日本
国民のあわせ鏡だ。

橋下にしろ、小沢にしろ、渡辺にしろ、この戦後の総決算に向けて正しい
行動をとることができない限り、野田と同じ失望に終わる。

慰安婦問題が突きつけたものは戦後体制の再構築である。

求められる政治家は、まさしくその事を正しく認識し、正しく行動できる
政治家なのである。

慰安婦問題は決して日韓関係だけの問題ではない。